永遠と一日だけ

第7話 ポジティブ七つの大罪－キャラ

　第七話なので七に関する話、と言う事でふと思い出したことが。

　かつてどこぞの創作サイトの掲示板で、七つの大罪のポジティブ版を書き込んだなと。

　七つの大罪にはそれに対応する美徳があるのですが、そうじゃなくて大罪のままポジティブにできないか、という思考ですね。

　掲示板はすでに消えているのでサルベージできないのですが、記憶から掘り起こしてみます。

・傲慢→正義

　自分が正しい、という思い込みは傲慢ですが、それが社会の一般的な感性と一致すれば正義と言えます。

　対応する美徳は謙虚。

　対応する動物の中にペンギンがあるんですよね。ペンギンヒーローなルシファー様可愛い。

・強欲→？

　覚えてない1号。

　ハガレンのグリードが、何でも欲しがるが手に入れた物(部下含む)はきっちり守る良いアニキだったので、それと被らない形にしたい訳ですが。

　対応美徳が慈善・寛容なのでその辺りから逆算するか……？

・嫉妬→成長

　あの人のようになりたい、という思いをポジティブな方に活かせば成長の原動力に。

　対応する美徳は感謝・人徳。

　末っ子お子ちゃまでお兄ちゃん・お姉ちゃんに追いつきたくて頑張る子。でもツンデレだからありがとうって中々言えないのだと思います。

・憤怒→義憤

　自分だけのためではなく、みんなの為に怒るのが義憤。

　対応する美徳は忍耐。

　傲慢→正義との差をどうつけるかがネックになってきますね。正義がロー寄りで、義憤がカオス寄り？　特定の規範に沿っているかどうかと、誰かが犠牲になっていないかどうか。

・色欲→愛

　これで良いのかは悩むところ。元々エロスも愛の範囲だよね、適切なレベルなら、と思うところもあるわけで。キリスト教は潔癖だからなぁ。

　対応する美徳は純潔。

　まあ、ラノベ的には難しい事考えるよりエッチなお姉さんを出すのが正しいような気がしますね。

・暴食→？

　覚えてない2号。そもそも食欲そのものは許容されてて(しないと死んじゃうし)、過剰なのが良くないという意味では色欲に近い。

　対応する美徳は節制。

　美味しくご飯をいただくためにダイエットに励むムッチリ系とか？

・怠惰→工夫・発明

　怠ける時間を増やすためにはテクノロジーが役に立ちます。

　あのエジソンも、若い頃に定時連絡を自動送信してくれる機械を作って鉄道の見張り仕事をサボってたそうです。それ、定時連絡の意味ねぇから！

　対応する美徳は勤勉。

　怠惰を極めるために勤勉に発明に励む。なんだか矛盾してるがそこがいいキャラ。