【月曜 08:18】暇つぶしで付き合おうと言われた。〜後に一目惚れと明かされるがそれもなんだか違いそう〜
少し復活したエアコン
第1話
俺ボッチであるが人生が楽しいと心から言える。
何故なら毎日毎時間楽しいことが見つかっているから。1秒もつまらないことは無い。
今日も授業が終わったら、すぐに帰ってゲームをする予定だ。
安全を守りながらダッシュで帰る。ダッシュで帰ると3つの徳がある。体力が増え、家で遊べる時間が増える。あと一つはダッシュすることが楽しいことだ。
だから今日もすぐに帰る予定だった。
授業が終わり、自転車を置いてる場所に急ぐ。
イレギュラー発見。
まさかの俺の自転車を盗もうとしている女子がいた。
よく見たら、クラスで一番人気の姫宮さんだ。
とりあえず動画を回した証拠を確保した。
「あのぉ、それ俺の自転車」
「そうだよ。」
俺がいるから触るの辞めろよ。つかわざわざ盗む為に最後の授業をサボったのかよ。
「俺ぇ、はやく帰りたいから・・・出来れば退いてくれると嬉しいな。」
「いいよ」
「ありがとう」
これ以上関わりたくないし、さっさと帰ろうと
「ねぇ、アンタさ」
「おれぇ?」
「いや、アンタしか居ないでしょ。」
「何かな?」
「私、最近暇でさ。」
何?暇を潰す為の金が欲しいとか?まさかのカツアゲ?最悪なんだけど!!
あーなんでこんな時に一万円財布に入ってるかな。
しかも何故顔を晒す。
「暇を潰す為にさ、私と付き合って欲しい。」
あーこれは終わった。きっとこのあとカツアゲか、ヨウキャ達にボコられるとか
付き合って欲しい?
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