質問は難易度最骨頂です




 初日の一時間目の授業時。彼女はにらめっこしていた。白紙の教科書と。読めない。刻一刻と冷や汗と共に時間も流れる中、魔法で文字を浮上させればいいと気づいたがその方法がわからない。質問が重要ですよと校長も言っていたぞ頑張れ自分。顔を紅に染めて手を上げて言った。トイレに行きたいです、と。






(2023.4.10)


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る