【013】fire wall
一枚一枚を張り合わせて
一枚一枚が弱くても
君を守る壁になる
だだ それだけのために
ただ それだけのために
生まれてきたんだ
作り上げられた虚構
なんて、甘ったるい平和の中で
偽物だらけのプログラム
1グラムの幸せを見やりながら
眉間に皺を寄せて
抱き寄せた仮想の恋人ごと
火葬されても
それでいいんだと、
諦めと悪意だけ積み上げる人が溢れる
その隙間を抜けて
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ずっと探していた
このプロセスも
プログラムなの?
一枚一枚を張り合わせて
一枚一枚が弱くても
君を守る壁になる
だだ それだけのために
ただ それだけのために
生まれてきた理由とか
どうでもいいくらい
泥にまみれても
汚く這いつくばっても
失えないことの
ただ一つ
僕は
君と生きるための
盾になる
________________
連載「限りなく水色に近い緋色」
そして直近では「実験室のTray」に出演している、水原爽君の内面を書いてみました。
爽君の心情テーマを言葉遊びしてみた次第。
早く続きを書けって、話しではあるんですけどね。
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