【日曜 08:02】子どもを助けようとしたら一緒に異世界転生したから育てることにした。
少し復活したエアコン
第1話
川で子ども二人が溺れている。俺は近所の人に救助をお願いし助けに飛び込んだ。
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急に目が覚めた。ここはどこ?辺りを見渡すと森??そして、俺は二人の寝ている子どもを抱きしめて居た。
そうだよ!子どもを助けようしたんだ!なのにここはどこだ!近くに川が無いぞ。人に安全な場所まで運ばれたのか?だが周りに人は居ない、置き手紙も無い。または動物に運ばれた?残念ながら人の足跡は無く動物らしき足跡がある。
とりあえず、人が戻ってくる可能性があるかもしれない。
子ども達が起きるまで待つか。
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「ぅぅ〜」
どうやら、一人で起きた見たいだ。
「おはよう。よく眠れた?」
「・・・」
凄く怯えて、俺から離れた。そしてこっそり俺の方に戻って来て、妹を掴みまた俺から離れる。
俺に怯えているな。
「どうやら一緒に川に溺れてここに来たみたいなんだ。」
「・・・あっ、あ・あのありがとう」
「あ、いよいよ結局助けられなかったみたいだし。」
「・・・」
「それより、俺は大学1年の夢原 辰助。タッツーって呼んで。えっと君の名前は?」
「佐山 青です。 妹の空です。」
「なるほど青空か。よろしくね、青」
俺は青に握手の為に手を伸ばすが、怯えているのかしようとしない。
それどころか、凄く怯えている。
「ご、ごめんなさい。ごめんなさい。」
寝ている妹を包むようにして泣いて怯えている。
なるほどな、おそらく手が怖いんだ。
実はさっき寝ている間に頭を見ると傷を確認した。
ついでに足を見ると怪我をしている箇所を発見し靴も二人ともボロかった。その様子からおそらく虐待を受けて居た子どもだった。
「あ、ごめんね。急に大人に手を出されると怖いよね。」
「ごめんなさい。ごめんなさい。」
余計に怯えてしまった。
とりあえず、落ち着くまで待った方がいいな。
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(次回バトルに入ります。基本的にバトルは少なめにしたいと思っています。)
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