ドッキリ動画の犠牲になる俺。我慢の限界が来ていた頃に、生配信の強制辞めるドッキリをして来たので、引退を宣言した。

第21話

今日はコンビニの店員さんとレジ以外で会うことになっている。

「本日はよろしくお願いしますね」

「は・・・はい！」

「相変わらず、緊張されてますね」

「は・・・はいしてます！」

「ぷっ・・・私の方が初めての参加なのに、私より緊張して可愛い」

「すいません。」

「いいんです、むしろそれが良いところだと思うので」

「ありがとうございます。」

　「じゃあ二人とも挨拶出来たようだし、動画始めようか」

　動田がまとめてくれる。

「OK」

「わかりました！！」

ーーーーーー

　そして、動画が撮り終わった。

　「いや、私ずっと憧れてたあっくんさんと撮れて嬉しいです！！」

「ありがとうございます。俺もうれしいですぅん」

「こんな一面を生で見れて本当に嬉しいです」

「・・・はは」

「あの、私とこの後一緒にデート行きませんか？」

「デート？？それってあのあの、あれ」

　女の子と男の子あれをして、あれがあーなって、最終てきに、きき、きき、き、き、をするやつ？

「ダメはですか？？」

　可愛い瞳で下から俺を覗くように見る。

「いいですよ！！」

声を荒げてしまった。デートって初めてだから凄く嬉しいんだけど、それ以上に、ファンとの交流が嬉しい。

　「ありがとうございます！！」

　嬉しそうな顔をしてピョンピョン跳ねてる。可愛い。喜んで貰えるなら良かった。

そして、コンビニ店員さんとデートに行き、

　「あの、ここで撮った動画って覚えてますか？」

ーーーーーーーーーー

　動田

　完全に俺空気だったな。

　まぁ緊張して正常じゃなかっただろうし、いいけど。