5.死体?アンデット?



無事進化も至ったことだし常に邪魔だったこの角をどうにかしたいわね。

寝るときも壁に角がぶつかるわ、帽子はかぶれないわ、もう散々よ。

わたくしは頭に生えている角に触れ角を消した。

よ〜し、やることは終わったからステータスを見るか。


「ステータスオープン」


またまたおなじみのすけている透明な板?が出てきた。



 個体名:ディアンクロス・ビアストロ(ビスマス・フォンディッシュ)


 種族:ドラゴン稀少種


 HP:100960


 MP:204001


 固有スキル 【王者の覇気Ⅳ】

       自分より同等、以下の相手を怯ませる

       Ⅲになると気絶付与可能。

       【龍属性付与Ⅴ】

       触れた相手のスキルを無効化、弱体化させる

       Ⅰの場合だと弱体化可能。

       【プライドⅥ】

       HPが0になっても生き残ることがある。

       Ⅲになると必ず生き残る

       【ブラックバーストⅢ】

       特定種族(人間、エルフ、魔族、モンスター)の血肉を爆発させる。

       Ⅰの場合だと大量出血にすることが可能。

       【スシャルⅠ】 

       建築魔法。自分が思い浮かべたものを作ることができる。

 身体強化スキル 【ブライドⅢ】

          走るときにほんの少し早くなる。

          【ディスリングⅡ】

          周りの生物をいち早く察知できる。

          【ディペアⅦ】

          全ての身体強化スキルを全般的にまとめたレアスキル。

 

                                     』




う〜んわたくしも成長したわねー。

そうだわ、わたくしが今住んでいる洞窟に一回移動しますか。

ってム!

生物らしきもの発見!!

わたくしの前には大きな木がありその木によりかかる様に燃えるような赤髪の絶世の美少年が腹部から血を流しボロボロの姿で横たわっている。

あっ!わたくしコレ知っているわ!

こういうのはね無論死体とかアンデットよ!!

にしてはこの森にはモンスターしか出ないから珍しいわねー

戦争で逃げてきたのかしら?

まだ若いのに可愛そうね。

まだ外見からして20歳くらいだけど前世のわたくしでも21まで生きたわよ!

ファイト!

まあわたくしは関わりたくないから放置で―



「だ...誰かそこに居るのか?助けてくれ......」



え!?コイツ死んでなかったの!?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る