第7話
桜宮視点
教室からタッツーの声が聞こえた。
「僕は、小学校の頃に!道までズバンを脱いでパンツを見たまたの人に見せたことがある。」
「ちょータッツー何言ってるのよ!!」
「グハッ!!」
あれ
「みんな、イス3人で囲んで何してるの?」
タッツーと仲が男子3人で椅子を囲んでる。
「あー、さっき桜宮さんが学食行く前に、タッツーに【タッツーってさ、告白とかされたこと無さそう】って話をしたでしょ。」
私は今更タッツーに実は他校に彼女がいるんじゃ無いかと心配になり聞いた。その時の答えはノーだった。聞こえてたキックーが少しモゾモゾしながら、ムカついた顔をしていたのが凄く気になったが。
「したね。」
「それで、タッツーが落ち込んでてさ、俺がゲームしようって言ったら、何故か自分の隠し事を言う、告白ゲームになった」
【辛い時こそゲームだよ。辛いことも楽しいことで忘れようぜ。】
タッツーらしい。
結局そのあと、友達二人が彼女持ちを告白し、タッツーだけがただ苦しんでいた。
「ねぇ、タッツー?」
「どうしたの、春?」
「さっき、来る前に言ってたパンツの話なんだけどさ、」
「うん。」
「なんで脱いだか、覚えてたりしてない?」
「全く。」
本日二度目の拳が決まった。
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