「神威。やっとだね」

「そうだな」

「これで復讐が始められる」

【代償転換】

「対象は魔王だ。」

『了解しました。魔王を代償にし、魔王の全ステータスを奪取します。」

そして魔王の死体が無くなり俺のステータスに魔王が追加された。

「神威様、この城はどうしますか？また民も城に攻めてきています。」

「殺せ、どうせ民ではない、魔王軍の生き残りだろう。そして城は放置だ。」

「了解」

ダークセヴァンの格下の奴が、質問して来た。

「ファーゼル、扉を開く。」

「あぁ」

「扉の向こう側はもう異世界じゃない」

「神威、ここに10年いるんじゃ無かったの？」

「別にいいさ、復讐は今から始まるんだよ」

「あぁ。」

「復讐の始まりはきっと醜いが美しい物にもなる。」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい