第2話代償転換

コンビニに買い物をしに行き、道を歩いていた時。


目の前に光のドアが現れた。


俺はそこに入る決心をして入った。


「ここはどこだ?」


そこには光の世界が広がっていた。


すぐに後ろを振り向くが扉は消えていた。


『天界だよ』


声が聞こえる。


少年の声がだ。


それが頭で響く様な感じでだ。


『君は選ばれたんだ』


「選ばれた?」


『そう選ばれた』


何故俺が選ばれたのだろう。


『君には選択肢がある。明日地球では魔物が大量に現れ、化学社会から魔法社会にかわる。そして君はその世界で虚しく生きるか、僕が提示する異世界で十年間時を過ごし楽しく生きるかだ。君はどっちを選ぶ?』


そんなの決まってる。


「異世界に行く」


『わかったよ、、そういうと思ってた。』


『じゃあカードを一枚選んで?』


そう神(仮定)が言うと目の前に柄しか見えないカードが並び出した。


俺は右端と真ん中の中央位を選んだ。


カードには


【代償転換】

と書いてある。

『行ってらっしゃい!』

そう説明も無く俺は異世界へ行った。




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