第14話 強く……

雨の降る朝方に

思い出されたのは

君の横顔で


確かに泣いていた君は

涙を拭うと

僕を見て笑顔を向けた


支えられなかった

無力さに


必ず強くなるから


雨が降ると思い出す

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