第33話

深くて 重くて 暗いけど

薄い光で 包んだ分

また自分が 遠ざかる

忘れようとする心が もどかしい

また掘り起こさなくちゃならないんだ

紛らわした怖さに 背を向けるけど

他にどうしたらいいの、

他人事みたいだなって

もう 始まると言うのに

あそこへ行ったら傷つくのか

全てを取り払って笑えるのか

迷いにさえも 蓋をして

私は 行かなくちゃならない

何かが変わる、そう信じても

たたかえないよ

ああ、私はこれが言いたかった

涙はそのまま。

大丈夫だって、

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