第27話

突き抜けてゆく軽い空

挨拶もせずに走り抜ける

目を逸らし続けること

底の浅い感情に身を任せること

これが偽だと言うのなら

もう目的を忘れてしまいそうだ

変わってしまった、私は、きっと。

動いているようで動いていない

それでもきっと歩いている

装備もない素直な自分で、

戦うことに意味を見つけたい

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