告白
「原稿が進まなくて困ってる」とクラスメイトの女の子から相談を受けた。
彼女は文芸部で女の子が主人公の恋愛小説を書いていて、男性の心理を知りたいと、俺にいろんな相談を持ち掛けてくるのだ。
「友だちだと思っていた女の子がいきなり告白してきたら、男の子ってどう思うのかな?」
「さあな。そういう経験ないからわからん」
「じゃあ、例えば。私が君に好きだって告白したら?」
「めっちゃ困る」
「……ああ、やっぱそう思うんだ」
「そりゃそうだろ。いろいろ予定してるのが全部パーになる」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます