第4話:プロローグを書いてはいけません


 なんと、今日見たらこの評論が3日目にして、評論ジャンル週間ランキング1位。

 月間ランキング9位。

 ありがとうございます。


「広告用です」

 と書いてもこれです。


 いくつかの要因がありますが、これについてはまた後で。



 で、今回のネタですが。


『プロローグは書いてはいけない』


 序章もいけません。

 Web小説は

「最初の2~3秒が勝負です」


 読者様は、隙間時間を有効に使って「面白そうな作品を探す」ためにハイスピードで検索、キャッチコピーで見当をつけ、作品名でおおよその内容。


 そして本文の「最初の出だし」で判断します。

 その一文にどれだけの魅力と情報量を詰め込むか。

 これがWeb作家の力量だと思います。



 ちなみに、まにまにが今書いている『賢いヒロイン中編コンテスト』参加2作目の冒頭はこうです。


 <ここから>


「このままでは、この国は滅びます!」


 ばぁああああ~~ん!!


「⋯⋯了解した。それで?」


 し~~ん⋯⋯


 <ここまで>


 なにを工夫しているのでしょう?

 わかるでしょうか?


 >「このままでは、国が滅びます!」


 で、

 ①舞台の現状と切迫感。

 ②主人公の性格。

 ③物語がどこへ向かうかのワクワク感。


 >ば~~~ん!


 で、

 ④勢いある主人公の性格を強調。


 >しーん……

 >「了解した。それで?」


 で、

 ⑤周りの者が全く気にしていない様子。

 ⑥その中で、冷静・冷淡なキャラが対照的に存在する。


 冒頭4行で、ここまでの情報を詰め込みました。


 まだまだ超有名作品には及びませんが、現在のまにまにのできる限界まで工夫しました。



 これを最初に設定がたりをしたり、ストーリーのどこかの場面を入れて見たらどうなるでしょうか?


 すぐ読者様はブラバ、逃げ出していくと思うのです。



 そして『プロローグ』とか『序章』とか書いてい在ると、1/4のPVはそれを飛ばします。

 飛ばさない人が少ない場合は、目次ページで逃げているのかもしれません。


 まにまにの作品では30~50%の読者様が、目次ページでブラバ、直帰してしまっています。


 それだけ『読む気の沸く第1話のサブタイトル』を書き、第1話の冒頭を工夫する必要があります。


 詳しくは本作のエッセイにて説明しています。

 そっちをお読みください。


 気が向いたら、こっちに★をつけていただければ、と思います。


 よろしくお願いいたしますm(__)m



 では今回のリンク。

 第261話:カクヨムで新人作家が戦っていく具体的方策⑧

 https://kakuyomu.jp/works/16816927860513975333/episodes/16817330655145177211





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