第8話 街
奥へ進んでいくと周りの木が最初の木より大きくなってきた。
周りを鑑定して見ると薬草がそこら辺にいっぱい生えている。後、毒草も。
とりあえず取れるだけ取っておくかと思って鑑定できたものを片っ端らインベントリに入れていった。
20分程まっすぐ進んでいくと小さな川と水車小屋があった。
一応刀を抜けるようにして手を添え耳をすまして近づいた。窓から少し覗いてみたが中には、机ぐらいしかなかった。扉を引いて開けると中には本当に何も無かった。
机の上に水車の設計図があったのでとりあえず使うことがあるかもしれないから、スクリーンショットをとった。
小屋を出て川の上流の方へ進む先を決めて歩くこと30分、周りから視線のようなものを感じた。
幻影魔法を使い、自分を作り出した後すぐに自分を周りの風景と同じようにして溶け込ませた。
数分した頃、人の気配が多くなった。俺は、最初から見ていたやつに近づいていった。その時幻影魔法に人が近づいたので飛んで戻り攻撃を防いだ。
攻撃して来た奴がまた森に隠れると俺は魔法を時問いかけた。
「お前たちは誰だ」返事があった。
「俺たちはこの先に住んでいる鬼人族のものだ」そう答えながら一人体がでかいやつが出てきた。
「お前達は俺になんのようだ」そう問いながら刀に手を伸ばした。男は、
「この近くに他の街や村が無く、この街に来たから何かしでかすのではないかと監視をしていただけだ。」そう答えた後周りにいた他の鬼人と一緒に一人覗いて出てきた。
「あいつは出てこないのか」
「ああ、あいつは慎重すぎるなだけだから大丈夫だ安心してくれ、俺が指示を出さない限り何もしない」
「わかった。とりあえず街に案内してくれないか」そう頼むと
「いいだろう。ただこの街は最近外から人が全然来なかったから少し注目されるぞ。
あと、鬼人以外もいるがお前も見すぎるなよ。それを不快に思う奴もいるからな。」と釘を刺された。
俺は「そういえばなんで呼べばいいんだ。」と移動中名前を聞いていなかったことを思い出した。
「そういえば教えていなかったな、俺は鬼人族のジンだ。ここら一体の不審なところがある時に動く警備隊の様なものだ。
お前も名乗ってないな、名前はなんだ。」
「ああ、俺はゼクだよろしく頼むよ。」
「ああ、こちらこそよろしくな。」
「そう言えば街に転移塔は、ないか」
そう俺は
昔一度だけ忘れた事があってその時、ゲーム内でずっとフィールドに出るとPKをしまくっていて、責任が一緒にいた俺の方に来まくっていて殺してもまたフィールドでPKしまくるから迷惑がかかるのはめんどくさいのでそれからは約束を守るようになったんだ。
あいつ俺と違って堂々とやるから対処が簡単だけど普段は冷静さがあるから戦いかたのバリエーションが多いいのがまためんどくさい。
まぁジンが言うにはそんなに使ってないがあるらしい。よかったよかった。
このゲームデスペナが結構ややこしいから殺さずに済んだのは助かった。
いろいろ話していたが家が見えて来た。とりあえず礼を言ったら宿を取ってログアウトしよう。流石に戦いすぎた。
街についてジン達と分かれたあと宿を取った。
メニューを出してログアウト
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