第1話 ゲームスタート
俺、氷羅
なんでも妹が熱を出していて今日親が帰って来れないらしい。
学校から帰って着替えてからギアをかぶってベットに横になり目を閉じて、
「スタート」
と、言うと視界が一瞬白く光、白い翼の生えた女性と広い部屋にいた。
「connect life olineへようこそ。ここでは、あなた自身であるキャラクターの創造をしていただきます。」
と言われて自分の形そっくりの人形とウィンドウがでてきた。
名前は、いつもの「ラヒ」にしようと思ったが使われていたので、色料の「マゼンタ」と、紅の英語の「クリムゾン」を混ぜ合わせて、『ゼク』か『マゼリム』、『ゼン』、『マゼン』、『クリム』で悩んだけど、『ゼク』と入力し決定ボタンを押した。
その後、
「種族を選んでください、その後、容姿を決めてください。」
と言われ、ウィンドウの画面が変わった。
種族は、人、獣人、エルフ、ドワーフ、?の5種類でそれぞれ初期ステータス補正にちがいがあるそうだ。
「?」は、ランダムで、ゴブリンなどの魔物だったり、ユニークモンスターだったりと当たりハズレがあるらしい。
どうせならと思い「?」を選んだ。
「種族設定ができましたのでキャラクター設定に移ってください。」
と言われたので、まず髪の色を黒色にして、瞳の色を翡翠色に設定した。
体型と身長は、少ししか変えれないからいじらずにいた。
設定完了のボタンを押したら
「種族がランダム設定になっているので容姿が変わるかもしれませんがよろしいですか?」
と聞かれ、
「え⁉︎」となった。
今かけた時間が無駄になる可能性があると最初に言って欲しかったと思ったが、変える気がないのでyesのボタンを押した。
「最後にスキルを2つ選んでください。」と言われたあとに、大きなウィンドウが現れた。
スキルは最初から選んでいて、王道の『鑑定』と、『HP回復(小)』を選んだ。
CLOの世界は、レベル性で、スキルはレベルアップに貰えるポイントでとるらしい。
俺の今までのスタイルなら最初っから回復があるとレベルをあげやすいからHP回復と薬草とか採取するものように鑑定にしておくほうがいい。
少しでも昴と間をあけたいから頑張らないとな。
「選び終えたら最終確認をしてください。確認が終えたら完了を押してください。」
確認をし、完了を押したらまたウィンドウが出てきて
「種族がランダムになっていますがよろしいですか?」
と聞かれたので迷わずにyesを押した。
「それでは楽しんでください。」
部屋が暗くなり、視界がなくなった。
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