第25話 紙は最強

うわ、前の話ハイテンションすぎて自分が人間であること忘れてるじゃん私。


色々あったよ。うん。でもなんか文字に起こすとなると思い出せないっていうか、めちゃくちゃな順序で出てくるんよ。

ボードゲーム持ってっちゃダメって言われたから紙で将棋作って奈恵とやってたら先生に呆れられたのは一日目だっけ?大体のものは紙で作れるし、大体のルールは紙を罰してない。ゲーム。要はじゃなけりゃいいんだろ?

ホテルのすき焼き食べ放題は確か二日目の夜。部屋班の全員から野菜押し付けられたなぁ。まぁ食べるんだけどさ。卵なんて3つ食べちゃったし。青が「食べ放題ってさやっぱり原価が高いもん食いたいじゃん?」とか言って卵白取り除いて卵黄だけ食べてたなぁ。ただ嫌いなだけだろもったいねぇ。

連絡事項は先生がホテル全体で放送かけるんだけど、一回名指しで呼び出されたなぁ。ビビりまくってエレベーター待つのも嫌で階段駆け下りたら、「このハンカチタクシーで落とさなかったか?」もービビらせんなよぉ。ていうか可愛いなそのハンカチぃヴィヴィアンじゃーん。ホッとして違うって本当のこと言っちゃったけどさぁ、やっぱ私のってことにならんかね。パンツ落ちてたって放送もあった、ちゃんとメーカーから柄まで言うの。あれ絶対先生楽しんでるよ。

二日目の夜は恋バナ始まりそうになったら夕子ちゃんが「消灯時間までとっといてっっ!!」とすごい勢いで言ってたな、でも一日目に小麦の声がうるさすぎて怒られてたから対策しなくてはとなり、「筆談は?」(私)「監視カメラあるって言ってなかった?」(小麦)「「モールス信号!!」」(私&小麦)なんであのアホと意見がかぶるんだろう。というか今思えば監視カメラなんてでたらめに決まっている。結局そんなアホな私たちがモールス信号を覚えているわけもなく(小麦はアイウエオとク。私はアとクしか覚えていない。モールス信号、クの覚え方!『クソダセェー』)、筆談になった。紙はやはり最強である。

…最重要機密がたんまり書かれたあの紙、誰が処分したのだろうか。私はその後見ていない…。


はぁ明日は模試だ。現実にそろそろ帰らなくてはならない。もっともっと話したいことは尽きないので、また明日も書こうと思う。



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