第18話 民族闘争は……

彡(゚)(゚)「差別はひねくれた優越感が引き起こす」


彡(゚)(゚)「アメリカでは黒人が差別されとる」

彡(゚)(゚)「だが、それは一部のアメリカ人によるものや」


彡(゚)(゚)「大多数のアメリカ人は黒人を差別なんてしとらん」

彡(゚)(゚)「そもそも良識のある人間は差別をしないものや」


彡(゚)(゚)「差別に走るものはあらゆる分野、階級において……」

彡(゚)(゚)「プライドだけが高い落ちこぼれや……」


彡(゚)(゚)「そいつらがなぜ差別をするのか?」

彡(゚)(゚)「そんなの簡単や」


彡(゚)(゚)「自分たちより下の者……」

彡(゚)(゚)「要は自分たちよりもおちこぼれとる人間をつくりたいんや」


彡(゚)(゚)「そして自分たちが上であると錯覚したいからに他ならん」


<本文>

民族闘争は、結局のところ、階級闘争の問題である。

アメリカにおいて黒人を圧迫しているのは、白人種の中の

反動的支配グループだけである。

彼らは絶対に、白色人種の圧倒的多数を占める

労働者・農民・革命的知識人・その他の進歩的良識ある人々を

代表することはできない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る