7 化粧落としの涙

女装趣味がバレた…それも家で一番厳格な母に。「こちらへ来なさい」

俺は女装したまま、母が招くところへ足を運ぶ。

何を言われるのかビクビクしていると、母は自分の化粧品を取り出し、俺にメイクを始めた。

「中途半端は嫌いです。美しく完璧に仕上げなさい」

メイクが落ちないよう、目を強くつむった。


2022/09/21 Twitterにて投稿

2022/02/18 Twitterにて再掲

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る