第5章 アグヴィルの死因
僕 「で、脱獄の方法てっ?」
キアリナ 「時を操って歪みから逃げること」
僕 「そうか、キアリナは出来る?」
キアリナは気難しそうに言った「看守の隙さえあればね、ところで誰か仲間はいないの?」
僕 「ライとカレンがいる」
キアリナ「人数は良いけど何でよりによって私の弟と姉なんだろ、」
僕 「でも、ドアから出る方法がわからない、何か魔術でどうにか出来ないのか?」
キアリナ 「10秒間くらいだけ、物体を柔らかくすることは出来る、後は自力でこじ開けてみて、」
僕 「分かった、じゃあやって」
キアリナ 「ok,3 2 1 」
鉄のドアは柔らかくなった
ドアは簡単に折り曲げられた。
僕は完全に看守を煽った「おい看守!俺を捕まえて残念だったったなw
こんなドアふにゃふにゃなドア、曲げるのなんか、朝飯前だぜ!」
看守は慌てて言った「おいどこに行く!、脱獄なんかされてたまるか!」
そうして僕はライ達の牢屋に向かった。しかし、違う看守に見つかった。
看守「おい!何でお前がここにいる!」
僕「いや、俺は何もしてない!(やば、バレた)」
僕はそっと鍵を盗んで看守を振り切った。そしてライたちの牢屋にたどり着いた。
僕「早く、出ろ! 開けてやる」
ライ「どうしてここに?」
カレン「どうやった?」
僕「つべこべ言わずに俺の話を聞け! カレンは魔術で看守を気絶させてくれ!ライは看守を牢屋に閉じ込めとけ!」
そうしてどうにか看守を倒してキアリナの所に集まった。
僕「看守はどうにかした、あとはどうすれば良い?」
キアリナ「じゃあここのポータルに入って、そうすれば逃げられる。」
こうして4人は脱獄した。
ライはひらめいたように言った「で、時を操れるならナイトファントムがいる日に戻してくれない?」
キアリナ「無理だよ、ナイトファントムはこんな魔術じゃ…」
ライ「じゃあアグヴィルが消える前に戻してくれ」
キアリナ「アグヴィルが誰か知らんがわかった。じゃあまたこのポータルに入って」
これでアグヴィルが生きていた時代に戻ることに成功した。
僕「じゃあ森に向かうぞ!」
ライ「Hooo やっぱスピーディスは気持ちいなーこれで扇風機作れないかな…」
カレン「何でも良いけどもうすぐ着くよ。」そして4人は小屋の前に着いた。
ライ「おい、アグヴィルいるだろ!」
アグヴィル「なんだよ 研究の邪魔すんなよ!」
カレン「お前が数年後に死んだから助けに来たんだ!感謝しろよ!」
アグヴィル「はいはい、未来から来たってわけか。で、どうして俺が死んだ?」
ライ「噂ではブラックホールに飲み込まれたと聞いている。」
アグヴィル「そうか、俺は夢が叶ったんだな、命をかけてでも見たかったんだろう。」
ライ「関心すんなよ、今日はお前の手を借りにきた。」
アグヴィル「で、要件は?」
僕「ナイトファントムを封印する手伝いをして欲しい。」
アグヴィル「できないこともないが、ひとつ条件がある。あるものを取って来て欲しいんだ。いいか?」
僕「分かった。で、取って来るものは?」
アグヴィル「....ファントムの心臓だ」
僕「まさか、、、」
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