第3話 体力作りと稽古
【クレオ視点】
3歳になりレオンダイト父様に執務室に呼び出された。
扉の前まで来たのでノックして「失礼致します父様、クレオ・ヴラッド御命令を賜り参上いたしました」と挨拶をして入る。
「クレオよ、お前も3歳になった。今日からウルファスを先生とし体力作りと一通りの武器の扱いを学んでもらう。心するように」とレオンダイト父様に告げられたので「かしこまりました」と言い庭の訓練場に向かう。
訓練場に着くとアリッサがウルファス叔父さんにしごかれてる最中だった。
「クレオ様、兄上から聞いているとは思いますが本日より基礎体力と武器の扱い方を学んで頂きます」
ウルファス叔父さんは僕を見るとそう告げた。
「ウルファス先生、アリッサ姉さん、よろしくお願いします」
僕は元気よく挨拶した。
「よろしい、では先ずは体力作りからです。自分のペースでいいのでこの庭の訓練場の外周を3周走ってください」
ウルファス先生は僕の挨拶を聞くと続けて練習メニューを告げた。
この外周って、確か1000メートルあった気がそれを3周って、えっまだ僕3歳なんだけどいきなり3000メートル走るって何それ。
アリッサ姉さんと共に走るがみるみるうちにその背中が見えなくなる。
流石、狼娘めちゃくちゃ速い(笑)
僕はゆっくりと自分のペースだが何とか3000メートル走り切った。
ヘトヘトで動けない僕にウルファス先生は続け様に「では次は近接戦闘を想定した木剣でのアリッサとの打ち合い訓練始め」と言った。
アリッサ姉さんに木剣を渡されて数回打ち合うが何度も木剣を弾き飛ばされる。
「クレオ様、もう5回は死んでいますよ。しっかり剣の動きを見てください」
アリッサ姉さんに言われる。
何度か打ち合うと自然と受けられるようになった。
「クレオ様、筋が良いですよ。では次は槍での中距離戦闘を想定した訓練始め」
僕が慣れるのを見たウルファス先生が次の指示を出す。
槍は剣とは違い。
斬るのではなく突く、振り回す、叩きつけるなど一通り訓練する。
「クレオ様、剣より槍のが扱いが上手です」
アリッサ姉さんが褒めてくれた。
それを見たウルファス先生が次の指示を出す。
「最後は遠距離戦闘を想定とした弓の訓練です」
弓を持ち的目掛けて矢を放つとまるで真ん中に吸い込まれるように突き刺さる。
「どうやらクレオ様は遠距離武器に適性があるようだ。よし一通り終わったので本日の訓練はこれにて終了だ」
ウルファス先生がそう言い、本日の訓練は終了した。
適正という言葉が気になり僕は訓練終わりにウルファス叔父さんとアリッサに鑑定を使ってみた。
名前:ウルファス・レアンドロ・ランディス
種族:吸血鬼(白狼と吸血鬼の混血)
武器系統:刀剣系S長柄系S近接系S連結系S遠隔系S投擲系S格闘系S
魔法適正:火-水-雷-風-土-闇-光-特殊-
スキル:幸運、狼型変身、眷属契約、武器網羅
武器に関してはオールカンストのS適正、何を持たせてもその武器の力を最大限に活かせる。
魔法の適正は棒線ってことは確か皆無ってことだ。
尚且つ幸運のスキル持ち、昔父様がイカサマのくじを作ったのにウルファス叔父さんが低確率を引いた理由がわかった。
名前:アリッサ・ランディス
種族:白狼
武器系統:刀剣系C長柄系B近接系C連結系B遠隔系D投擲系D
格闘系S
魔法適正:火-水-雷-風-土-闇-光S特殊S
スキル:護衛、狼型変身、擬態、師範、光魔法、特殊魔法
アリッサはメリケンサックなどの格闘系の武器を持ち前線で戦う脳筋タイプかと思いきや魔法にも適性があり特筆すべきは光や特殊の適性が高い。
光魔法には回復も含まれているし特殊は主にバフ掛けなどで己にバフを掛け接近攻撃を挑み傷付けば回復もできるといった感じに前線でバリバリ張れる感じだ。
スキルの擬態は現実世界でいうコスプレみたいなものなのだろうか?まぁ要チェックだな。
そんな感じで1年みっちり鍛えられた僕は4歳にして相当体力は付いたと思う。
それに弓もだいぶ自由自在に扱えるようになった。
ふと自分にも鑑定が使えるのか試してみた。
名前:クレオ・ヴラッド
種族:吸血鬼(エルフと吸血鬼の混血)
武器系統:刀剣系B長柄系A近接系C連結系C遠隔系S投擲系S
格闘系C
魔法適正:火S水S雷S風S土S闇S光S特殊S
スキル:血の契約、眷属魔法陣展開、血の盃、必中、後衛無双、全魔法網羅、女たらし、魔物たらし、聞耳、鑑定、神言
称号:異世界転生者、言語達者
えっ何このスキルの多さ、それに称号って(笑)
兎にも角にもウルファス先生からも後は鍛錬を怠らないようにとお墨付きを貰った。
体力作りと稽古が一通り終わると執務室に呼ばれて、レオンダイト父様から「明日からの2年間はアーロンとバルバラから学んで来なさい」とのことで明日からアリッサと世話役2人とペットを連れてリッシュ城に短期留学する。
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