第42話 代償
今日は誤魔化されない。
今まで何回も会うのをやめて欲しいと
言ってきたのに
なぜやめないのか?
「ママの事を傷つけるから言わない」
これ以上傷つける事がまだあるって事?
つまり、
私と離婚しようと思っていると言う事か
私は悟った。
「子供でもいるのか?」
「いない。」
「体の関係はあるのか?」
「あった。」
浮気じゃない、不倫だ。
わかっていた、
そうだろうと思っていた、
今日まで
心の準備の時間がありすぎていた
ショックを通り越した。
逆に怖いほど冷静だった。
私は
弁護士に相談している事を話した。
電話番号があればいろいろと調べれる。
こちらの手の内を話した。
はなちゃんへ
あなたはなぜ別れてくれない?
それなら言っておこう
続ける間、代償が伴うと。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます