世界の平和はRTAで守る!

柳明広

第1話「2時間で魔王を倒す」

 今日、俺……長山幸喜(ながやま・こうき)は、幼なじみの西条巴(さいじょう・ともえ)といっしょにゲームをすることになっていた。もっとも、俺はサポートをするだけだが。

 西条はゲーム機をセットし、指さし確認をする。

「飲料水の用意よし、新品のゲームパッドよし、パソコンの録画機能とタイマー機能準備よし、肩もみ・チャート確認要員よし」西条は最後に俺を指さしたあと、腰に手を当て満足げにうなずいた。「準備万端ね。いつでもいける」

「いつでもいける、じゃねえよ。チャート確認っつったって、こんな細かいの把握できねえし、お前の肩もみなんかしてたらチャート見られないだろ」俺は紙束をぱらぱらめくりながら言った。

「そこは大丈夫。チャートは頭に入ってるから、長山は確認してくれるだけでいい」西条は自分の頭を指さし、ふふん、と笑った。

 西条巴は、女子バスケットボール部に所属する活発な少女である……というのが、クラスや部での評価であった。

 しかし、俺は知っている。

 西条は重度のゲームオタクなのだ。体力お化けでもあるこいつは、クリアーまで三十時間はかかるであろう大作RPGを一気にクリアーしたことがある。しかも、やりこみ要素もすべてコンプリートしてだ。この間、一度もゲーム機の電源を落としていないし、睡眠すらとっていない。親は娘にいったいどんなしつけをしているのか。

 そんなハードゲーマーな西条だが、ネットである動画と運命的な出合いをはたし、ゲームの遊び方を根本的に変えた。

 それは、RTA……リアル・タイム・アタックという遊び方だ。海外ではスピードラン、というらしい。

 その名のとおり、「そのゲームをいかに早くクリアーできるか」を競う遊び方である。西条は数々のゲームのRTAを実行に移し、動画にしてネットに公開している。再生数はかなり多く、人気は高い。

 ちなみに、さっき西条が言っていた「チャート」というのは、「そのゲームをどういう手順で操作すれば、早くクリアーできるか」を文字にしたものである。この手順どおりプレイすれば、理論上、最速でクリアーできる、というわけだ。

 今日遊ぶゲームは、〈ファイナルブレイド7〉というファンタジーRPGだ。普通に遊べばクリアーに十時間程度を要する中規模のRPGだが、西条はチャートを練った結果、二時間にまで短縮できると踏んだようだ。

 西条は頭がいい。二時間程度のチャートなら頭に入っているだろう。肩もみも必要ないかもしれない。ならば、横で西条のプレイをのんびり楽しませてもらうことにしよう。

 西条のRTAをじかに見るのはこれがはじめてではない。「RTAっていうのをやるから手伝って」と言われ、何度もつきあってきた。俺は、西条のゲームにつきあうのが嫌いではない。むしろ、西条の隣にいるのが楽しかった。

「じゃ、はじめよっか」西条はゲーム機の前に正座し、ゲームパッドを手に取った。「〈ファイナルブレイド7〉、よーいスタート!」

 ゲーム機のスイッチを入れた途端、モニターが真夏の太陽のような光を発した。

 目がつぶれる! そう思うより先に、俺は目を閉じていた。

 目を開けたとき、俺と西条は、見知らぬ場所に立っていた。


 高い天井にステンドグラス、宗教画のようなものが描かれた壁。キリスト教の建物のようにも見えたが、まったくちがうものだということを俺は知っていた。

 ここは、〈ファイナルブレイド7〉に出てくる大聖堂だ。

「長山、あれ」西条が俺の腕を指先で引っ張る。

 西条の視線の先に、司祭風の男が立っていた。年はまだ若い。茶色の髪を首のあたりで束ね、白いローブを身につけている。

「おお、成功した」

「異世界の勇者様だ」

 周囲から声が聞こえてきた。見まわすと、俺たちは神官風の男たちに囲まれていた。

 司祭がひざまずき、こうべを垂れた。

「はじめまして、異世界の勇者様。私は」

「アレン司祭様、ですよね?」

 西条がなにげない口調で名前を呼ぶと、アレン司祭は目を見開いた。「なぜ、私の名前を」

「え、あ、まあ、知ってる……から?」西条はごまかしきれず、言葉をにごした。

 知らないはずがなかった。アレン司祭は〈ファイナルブレイド7〉の登場人物で、様々な局面でプレイヤーをサポートしてくれる、心強い味方だ。現実寄りの顔にはなっているが、特徴がうまく再現されているため、見間違えるはずがない。

「私のことをご存じなら、話は早い」アレン司祭は立ちあがった。「どうか、この世界を悪しき魔王からお救いください。世界は今、滅亡の危機に瀕しているのです」

「ちょ、ちょっと待ってくださいね!」俺はあわててアレン司祭を制し、西条の腕を引っ張った。

「どうしたの?」西条は首を傾げた。

「俺たち、事故にあったのかもしれない」俺は慎重に言葉を選んだ。「TVがもの凄い光を放ったじゃないか。あれはTVが爆発か何かしたんだと思う。それに巻きこまれて気を失って、同じ夢を見てるんだ。ゲームの中に取りこまれるなんてありえない」

「夢じゃない」西条は言いきった。「ここは〈ファイナルブレイド7〉の世界で、今、私たちはRTAの真っ最中なのよ」

「どうしてそう言いきれるんだよっ」

 憤慨しそうになる俺に対し、西条は上を指さした。

 そこには、「0:00:00」という数字が浮かんでいた。

「あれ、私が用意したタイマーよ」西条は言った。「あんなものがあるということは、ここは間違いなくゲームの中で、RTAを開始する直前だということよ」

「……百歩譲って、そういうことにしよう」俺は頭が痛くなってきた。「何で今回に限って、そんなことが起こったんだ?」

 んー、と西条は小首を傾げた。「私が名RTA走者だから?」

 張り倒してやりたくなるのをぐっとこらえ、「つまり、お前……というか俺たちなら魔王を倒せると、アレン司祭様たちが思って俺たちを呼んだと?」

「そうとしか考えられない」

 はあ、と俺はため息をついた。「何てこった。ゲームの世界に取りこまれて、どうやってもとの世界に戻ればいいんだよ」

「そこはご安心ください」アレン司祭が口をはさんだ。「魔王を倒せば、その身体から、膨大な力……魔力が放出されるはずです。それがお二人をもとの世界へと押し流してくれることでしょう」

「何か心もとないな」

「それが無理だった場合、我々が責任をもってもとの世界へお連れします。魔王の魔力が世界にあふれれば、その程度の儀式を行うことは可能になるでしょう」

 俺はこめかみに指をあて、眉間に深い縦じわを作った。

 ここはゲームソフト〈ファイナルブレイド7〉の世界で間違いない。夢でも幻でもなく、取りこまれてしまった。もとの世界へ戻るには、魔王を倒すしかない。まず、この現実を受け入れることにした。でも、

「一介の高校生に頼む案件かね、これ」

「大丈夫よ」西条の声は明るい。「これがゲームで私たちが主人公なら、敵を倒してイベントを進めていけば強くなれるはず。レベルの概念だってきっとあるはずよ」

「ということは、プロモーションビデオで見た、あのド派手でかっこいい必殺技を使えたりするのか?」にわかにテンションがあがった。

「まあ、ここで立ち話もなんですから、国王様にお会いいただけないでしょうか」アレン司祭は微笑み、奥の扉に俺たちを誘った。

 あとについていこうとした俺の腕を、西条が引っ張った。真剣なまなざしで俺を見あげている。

「長山、気をつけて」

「え、何を?」

「王様との会話がはじまると同時に、タイマーが動きだす。これはRTAなのよ」

「お前、まさか二時間で魔王を倒す気かよ!?」

「当たり前でしょ! 思いがけないトラブルには見舞われたけど、タイマーはまだ動いてない。RTAははじまってもいないんだから。初志貫徹よ」

 そんな初志貫徹はいらん。

 むしろ、俺はこの世界を楽しんでみたいという気持ちでいっぱいだった。なにしろ、ゲームの世界へ本当に入った人間など、おそらく俺たちがはじめてなのだから。

「どうかされましたか?」アレン司祭が言った。

「いえ、何も」俺は西条といっしょにアレン司祭のあとに続いた。

「よーいスタート」西条のつぶやきを、俺は聞き逃さなかった。


 設定上、五十代という若き国王は、玉座で俺たちを待っていた。

「おお、そなたたちが伝説の勇……」

「橋を占拠する怪物を退治してくるんで、お金と装備をください」

「西条!?」

 台詞をばっさりと切られ、国王は目を点にしている。こいつまさか、メッセージスキップでもしてるつもりか!?

 はっと、俺は上を見た。タイマーが動きだしている。西条の言うとおり、ここがRTAのスタート地点なのだ。

「り、理解が早くて助かる。では、装備と、できる限りの支援をさせてもらおう」戸惑いぎみではあるが、国王は何とか威厳を取り繕ったようであった。

 西条には真新しい剣と革製の鎧が与えられた。俺は黒のローブと杖だ。体力お化けの西条が戦士系統なのはわかるが、俺が魔法使い系統だというのは意外だった。

「長山、魔法はおぼえてる?」

「あ、ああ、だいたいのところは」杖を受け取ったとき、俺の中に魔法の知識が流れこんできた。初歩的な魔法の使用に支障はなさそうだ。

「じゃあ、行きましょう!」西条はいきなり走りだした。

 あとを追おうとして、俺は国王に向きなおり「ありがとうございました」と頭をさげてから走りだした。

「いやはや、理解が早いのは助かるが、何ともせわしない」国王が苦笑いを浮かべていた。

 俺もそう思います。


 〈ファイナルブレイド7〉は島からはじまるが、大陸へと続く唯一の橋は、怪物に占拠されてしまっている。木の陰から橋をうかがうと、人型の醜悪な怪物が橋のまわりをうろついていた。

 国の兵士でも退治できない怪物を、たった二人で倒せなんて、考えてみると無茶苦茶な話だ。

 だが、今の俺たちはただの高校生ではない。勇者なのだ。

「西条、さがってろ。ここは俺の炎の魔法で一掃してやる」

「あ、そういうのいいからさがってて。魔法は温存で」

 何で、と訊く前に西条は飛びだしていた。怪物たちは西条の姿に気づき、襲いかかってくる。

 危ない、と思った瞬間、閃光が走った。西条の振るう剣は青い軌跡を残しながら、次々と怪物を斬り倒していく。ゲームとまったく同じエフェクトだ。

 うわーかっこいいなー俺もあんな風に戦いてー。

 西条の背後から怪物が襲いかかる。

「危ない!」

 俺は杖を突きだした。その先端から炎の塊が飛び、怪物を一瞬で焼き尽くした。おお、ちょっと強いぞ俺。そしてかっこいい。

 自分の活躍を自画自賛していると、「バカー!」という声が飛んできた。

「何で魔法なんか使うのよ!」

「お、お前が危なかったからだろ!?」

「魔法は温存って言ったでしょ!? このあとボスが出てくるんだから、魔法はそこで使うの! チャートにも書いてあったじゃない!」

 まずい。本気で怒っている。でも、西条が怒るのも無理はない。俺と西条の頭の上には、HPを記録したゲージが浮かんでいる。現在ノーダメージなので、背後から怪物に斬られたところで、たいしたダメージにはなっていなかっただろう。

 でも、西条にけがはしてほしくないし……。

「来た」倒れ伏した怪物たちの真ん中で、西条は言った。

 普通の人間よりふた回りもでかい怪物が、俺たちの前に現れた。あれはたしか、トロルとかいう怪物だ。

「魔法で援護して! あいつの弱点は炎だからっ」西条は剣を構え、肩ごしに俺をにらんだ。「カスみたいなダメージ出したら、ぶっ殺すからね。ただでさえ無駄撃ちしてるんだから、余裕ないのよ」

 西条、ダメージの数値は完全に乱数だから俺にはコントロールできないぞ。

 特に危なげなくトロルを始末した俺たちだったが、案の定、カスみたいなダメージしか出せなかった俺は、西条にしこたま殴られた。


 橋を開放し大陸へ出てからが、このゲームの本番だ。トロルとの戦いでレベルもあがった。新しい魔法もおぼえた。こいつでどんどん敵を蹴散らしてやるぜ。

「その魔法、燃費悪いから使わないで。チャートに書いてあったでしょ?」

「俺の楽しみ取らないでくれる!?」

 走りながら俺は泣きそうになった。

 タイマーは時を刻み続けている。ファンタジーらしい美しい風景を見るひまもなく、俺は走り続ける西条を追いかけていた。

「なあ、これ投稿用のRTAだろ? ちゃんと録画されてんの?」

「ゲームをはじめるときに録画ボタン押してあるから、それは大丈夫」

「でもゲームの中に入るなんて普通じゃできない体験だろ? ちょっとは楽しもうぜ」

 小高い丘をこえると、街が見えてきた。灰色の外壁に囲まれ、要塞のように見える。

「長山の言うことももっともね」ふん、と西条は鼻から息を吐いた。「ちょっとはこの状況を楽しみましょうか」

 俺の思いが通じた! ありがとう、西条様!

 街にはすんなり入ることができた。石造りの堅牢な門を抜けると、石と木でできた建物が俺たちを迎えてくれた。大通りには露店が並び、見たこともない果物や奇怪な形のアクセサリーが目を楽しませてくれる。

 ああ、何という異国情緒。まるで海外旅行に来た気分だ。

 俺が好奇心全開で露店に近づこうとすると、首根っこをつかまれた。

「RTA上、この街はブックマークするだけで用はないから、次行きましょ」

「楽しもうって言ったじゃないかぁ! 返せよ俺の好奇心!」

「もう楽しんだでしょ。あんたの相手してるだけで十秒のロスなんだから、あとでちゃんと返してほしいんだけど」

「ちくしょー!」

 体力お化けの力にかなうはずもなく、俺は引きずられるように街から出ていくしかなかった。

 その後も、西条のRTAは続いた。

 敵からはとにかく逃げ経験値の多いやつだけ相手をする、人の台詞はこちらから要点だけ述べて時間短縮、移動時は常に走る。

 まるでマラソンをしている気分だ。いや、そもそもRTAという遊び方自体がマラソンなのだが。

 そうこうしているうちに、俺たちは魔王がいるという、最後の迷宮にやってきた。最低限のレベルと装備でここまで駆け抜けた俺たちが、魔王を守る怪物に勝てるはずもなく、ほとんどの敵から逃げるしかなかった。

 ある部屋で宝箱を見つけた。開けてみると、巨大な金貨が入っていた。

「帰りましょう」西条は言った。

「え? ここまで来て? 魔王はもうそこだろ」

「その〈ジャイアント金貨〉を売ってお金にして、装備を一新しないと、魔王には勝てないから。そういうチャートなの」

「へえ、ゲームデザイナーからの救済策でもあるのかな」

「ちがう」西条は眉間にしわを寄せている。「その重い金貨を持ってると、この先にある細い橋が重みで落ちて、振りだしに戻されるの」

「……だから売りに戻る必要があったのか」救済なのか底意地が悪いのか、判断に迷うアイテムだ。

 一度街へ戻り、金貨を売って良質な装備をととのえた俺たちは、とうとう魔王と相対した。

「はーはっはっはっはっ、よく来たな勇者よ。しかしここま」

「眠れ」

 俺が眠りの魔法を唱えると、魔王はぱたっと倒れた。

 西条の話によると、魔王には重大なバグ、というかデータ上の設定ミスがあり、眠りの魔法が効いてしまうのだ。

 あとは一方的だった。西条が眠っている魔王をひたすら斬りつけ、起きあがったらまた俺が眠らせる。このくり返しだ。

 この魔王には、人間を憎む理由や実は元人間だったなどの設定があったような気もしたけど、西条がみんなの台詞をどんどん飛ばすもんだから、全然感情移入できない。ただ、意外とイケメンな魔王が女子高生に斬られ続け、ついには絶命するというのは、あまりにもあわれだった。

 魔王を倒したあと、西条は「見て!」と上を指さした。

 タイマーが止まっている。「01:59:21」と出ている。

「やった、やった! 二時間切った!」剣を捨て、西条は俺の手を握ってぶんぶん振る。この世界に来てからはじめて見せる、満面の笑みであった。

 倒れていた魔王の身体が崩れ、灰のようなものが一気にあふれだした。魔王が体内に秘めていた膨大な魔力が解き放たれたようだ。アレン司祭の言ったとおりだ。

 この流れに身を任せれば、俺たちはもとの世界へ帰ることができる。

 やっと、やっとこの苦行から解放される。

 苦行というのはもちろん、魔王討伐のことではなく、RTAのことだが。

 旅行に来たのに、何もせず、食べず、見もせずに帰ることに似た残念な気分を味わいながら、俺はゆっくりと目を閉じた。


 気がつくと、もとの部屋にいた。

 パソコンは俺たちのプレイを動画におさめ、タイマーもきちんととまっている。TVも正常に動き、ゲームのエンディング画面を映している。西条は正座してゲームパッドを握ったまま、呆然としている。俺もその隣で呆然としていた。

「夢……じゃないよね」

 一度は「夢じゃない」と断言した西条がたずねたが、俺にこたえられるはずもなかった。しかし、あんなリアルな夢を、しかも二人同時に見ることなどあるだろうか。

 夢かうつつか、確認する方法はなかったが、俺と西条が体験したことが一致していることだけは、たしかだった。

 その後、プレイ動画は編集ののちアップロードされ、それなりの再生数を獲得した。ゲーム画面自体には何の変哲もなく、ゲーム内での俺と西条のやりとりはいっさい残っていなかった。

 〈ファイナルブレイド7〉のRTAをやり終えてから数カ月後。

「長山! 次はこれやりましょ!」

 西条が見せたのは、〈エルダーリング〉というオープンワールドを売りにしたファンタジーRPGだった。

「チャートはちゃーんと組んであるから、今度の日曜日にね!」

「一応、今度はしっかり睡眠をとってからやろうな」俺は言った。「いくら夢とはいえ、あんなリアルなのはごめんだ」

 そして俺たちは今、荒野に立っていた。〈エルダーリング〉の大地だ。遠くに、黄金色に光る巨大な塔が見える。

 数カ月前のアレは、夢ではなかったのだ。

「め、目指せ、三時間切り!」西条はやけくそぎみに、腕を振りあげた。その先には、タイマーが燦然と輝いている。

 ああ、夢じゃないなら、せめて今度は観光ぐらいさせてくれ。RTAはもう、こりごりだぁ……。


(了)

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