古代の砂漠と目の前と ―スイレン―

 水面から八重やえの花を咲かせるスイレン。てっきりインドとかの南アジア周辺にも自生しているものと思っていたが、どうやら原産はアフリカや南米、東南アジアだそうだ。特にエジプトでは古代の時代から太陽のシンボルとして親しまれたらしい。


 古代エジプト。ナイルの青と砂漠と砂岩の黄色の大地に咲く緑と白のスイレン。その情景を想像し、目の前の白い花に焦点を合わせる。


 確かに、古代エジプト人がを寄せるのも分かる気がする。

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