いつも元気な子供たち ―ポーチュラカ―

 最近暑くて、世の大人たちは既にこの猛暑にうんざりしている。それに比べて――子供たちは最初の熱波も何のその、に汗を流しながら外を駆けまわっている。


 クーラーの効いた部屋でぼんやり考えながら窓の外に目をやる。大人には灼熱地獄と化した外の世界には、暖色のポーチュラカの花壇に容赦なく夏の太陽が降り注ぐ。その向こうには、麦わら帽子があっちこっちに動いている。


 子供たちってなんであんなに元気なんだろう?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る