十話

 司祭の見送りを受けながら、私は馬車に乗り込む。同じように馬車に乗り、向かいに座った侍従が次の目的地を知らせる。


「続いて向かうのは、西地区のバレリッツ教会、ですが……」


 侍従は上目遣いにこちらを見た。


「本当に、行かれますか?」


「もちろん。そういう予定でしょう?」


「そうではありますが……」


「何か言いたいことでも?」


「エレオノール様のお気持ちは理解しており、正しいものだと思っております。ですが、西地区は城下でも最悪と言われる治安の悪さ。そのような場所にお連れするのはやはり、心配と申しましょうか……」


「護衛兵は普段よりも多いわ。彼らがいてくれれば問題ないわよ。それとも、彼らだけでは頼りないと?」


「いえ……確かに、何かあれば護衛兵達が対処してくれるでしょう。私の心配のし過ぎですね。失礼いたしました」


「西地区は初めてなのでしょう? そこまで心配するのもわかるわ」


「しかしながら、エレオノール様も初めて行かれるのですよね? 私などとは違い、随分と落ち着いていらっしゃる」


「え、ええ。不安な顔なんて、王女としては民に見せられないもの。でも内心はドキドキしているわ」


 また別の意味でだけれど。


「王族としてのそのご自覚、誠に素晴らしいです。私も見習わなければ」


 すると外から窓をコツコツと叩き、護衛兵がこちらに顔をのぞかせた。


「出発させてもよろしいでしょうか」


 窓越しに頷くと護衛兵は御者に伝え、馬車はゆっくりと走り始める。


 各地区にある教会の視察と司祭を労う公務のため、私はこの三日間、馬車に揺られ通しだ。でもそれも今日の最終日まで。そして最後に向かうのが西地区にあるバレリッツ教会……治安の問題から本来は行く予定のなかったところだけれど、私が全地区の教会へ行くべきと再考を促して、どうにか予定に入れてもらえることができた。でもそうなったのはどうやらお義母様のおかげらしい。ジュノーが言っていた通り、お義母様に頼んで口添えをしてもらったらしく、それで侍従長も頷いたようだ。やっぱり王妃の力は私なんかよりも大きい。


 堂々と西地区へ来られるようにしたのは、もちろんアレクに会うためではあるけれど、ずっと視察もされず、放っておかれた教会がどのような状況なのか、そちらも少しは気になっている。何しろ誰も行きたがらない西地区唯一の教会だ。司祭や修道士達は怖い目に遭っていないか、無事に過ごせているのか、そんな心配ばかりが頭によぎってしまう。アレクも大事だけれど、まずは公務を優先しないと。


 数分後、窓の外を眺めていると、街並みの雰囲気が変わったのがわかった。どこか薄汚れて殺伐とした景色――西地区に入ったのだ。昼間の西地区を見るのは初めてだけれど、それでも夜に訪れた時の空気と同じものを感じる。ひびの入った窓や、物影の暗闇に溜まる不穏さ。その横を点々と歩く住人達。その目がこちらの馬車を珍しげに見てくる。


「昼間であっても、あまり人通りはないようですが、十分お気を付けください。……教会が見えてきました」


 侍従が窓の外を見て言う。その視線をたどれば、近付いてくる教会の姿が見えた。他の地区の教会よりも大分小さいようだ。屋根の板材は傷んでいるのか、ところどころ折れていたりささくれ立っている。壁も汚れが目立つ。よく見なくても修繕に手が回っていないのがわかる。心配通りの状況なのだろうか――教会の前に到着し、馬車はゆっくりと止まった。


「エレオノール様、お待ち申し上げておりました」


 侍従と共に馬車から降りると、司祭が出迎えて待っていた。


「このたびは、バレリッツ教会へご視察にいらっしゃると聞き、エレオノール様の深いお気持ちに大変感謝しております」


「あなたがこちらの司祭ですね。会えて光栄です」


「こちらこそ。私はモーザーと申します。ではご案内いたしましょう」


 司祭の後に付いて私は教会へ向かう。その短い距離を歩く間も、周囲は護衛兵達が囲み、鋭く目を光らせている。これなら追い剥ぎに襲われる心配はなさそうね。


「狭いところですが、どうぞ」


 扉が開かれ、中に入る。確かに、二十人も入ればギュウギュウになりそうな狭さだけれど、高い天井や並べられた長椅子など、中の様子は他の教会と変わらない。でもやはり汚れや傷みが目立つ。しかしそれ以上に気になったのは――


「ここには小さな子が多く来るのですね」


 長椅子に隠れるように座って、三、四人の小さな子供がこちらをじっと見ていた。突然見知らぬ人間達が入って来たせいか、緊張した顔を見せている。子供にとって教会など退屈な場所だ。ほとんどは親に連れられて来るものだけれど、ここには親らしき者は見当たらない。だからこの子達は自主的に来ているのだろう――と思ったのだが、司祭は苦笑いを浮かべて否定した。


「いえ、この子供達は、路頭に迷っていた孤児でして、ここで面倒を見ているのです」


「孤児? けれど、こういった子供達は普通、孤児院が世話をするものでは……」


「そうなのですが、西地区の孤児院は一つしかなく、現在は新たな子供を受け入れる余裕がなく、そのため、我々教会でも面倒を見ております」


 他の地区でも孤児院が一つというところはあるけれど、受け入れられないほど子供が多いなんて初めて聞くことだわ。


「ここでは、そんなに孤児が溢れているの?」


「はい……ご存知、ありませんでしたか。こんな状況はもう何十年と続いております。西地区では毎日のように犯罪が起き、それによって親を失ったり、捨てられる子が多いのです。荒んだ環境の中、その子供がやがて親となり、犯罪に巻き込まれて子だけが残される……そんな悪循環がここでは繰り返されているのです」


「そう、なのですか……」


 私は知らなかった。西地区は治安が悪いという認識だけで、その陰で苦しむ子供達が大勢いたなんて。でも考えてみれば当然のことだ。戦争や犯罪で被害を被るのは、決まって立場の弱い者や無関係の子供達だ。ここ西地区ならいつ何時被害者になってもおかしくはない。子供が巻き込まれる確率も高いのだろう……自分の想像力のなさを痛感してしまう。


「行政からの助けはどうなっているのですか? この状況を伝えれば何かしら対応をしてくれるでしょう」


 これに司祭は力なく首を横に振った。


「過去に何度も相談をしに行きましたが、それはうちの管轄ではないとか、責任者に聞かなければわからないとか……結局、まともに聞いてくれることはありませんでした。彼らは、西地区の問題には関わりたくないのでしょう。犯罪の裏でどのような人間が動いているのかわかりませんから。たとえ犯罪とは無関係でも、口を出せば確認のためにここへ来ることになります。それだけでも危険であり、面倒なことと思っているのでしょう」


「そんな……それでは仕事の放棄よ」


「はい。彼らは西地区の私達に対して、長いこと仕事を放棄しているのです。頼ろうとしていた者が頼れないのであれば、自分達でどうにかするしかないのです。ですからこの教会は子供達を受け入れています」


 司祭はこちらを見ている子供達に優しい眼差しを送る。行き場のない子供達がいる以上、司祭は自ら助けるしかなかったのだ。見て見ぬふりをしては、話を聞かなかった役人と同じになってしまうから。


「……本当に、申し訳なく、情けないわ。苦しんでいる民を助けずに放っておくだなんて」


「謝らないでください。私はむしろ喜んでおります。こうして直に足をお運びくださり、しかも王族の方がいらっしゃるのは、実に五十年ぶりぐらいでしょうか。すっかり忘れ去られたものと思っておりましたが、エレオノール様に実情をお聞きいただいて、それだけでも嬉しく、感謝しております」


「感謝だなんて、私はまだ何もしていないわ」


「いえ、お越しくださるだけでも、私達には大変大きなことなのです。それは感謝に値します」


 そうは言ってくれるけど、教会に来て話を聞くだけでは、私のほうが満足できないわ。何か、子供達を助けることができれば……。


「ところで、世話をしている子供達は今、何人いるの?」


「この子達を含め、八人です」


「八人も……この教会だけで生活するには狭いのでは?」


「この裏に、あまり大きくはないのですが、修道院がありまして、子供達は基本、そちらで寝食をしております」


「食料は足りている? 毎日八人分と、ご自分や他の者の分も用意しなければいけないのでしょう? そうなると生活費も大変そうだけれど……」


「仰る通り、金銭面はかなり厳しく、見ておわかりと思いますが、教会の修繕もままならない状態でして……」


「ではどのように子供達の世話をしているの?」


「大半を、慈善に頼っております」


「つまり、寄付でまかなっていると?」


 はい、と司祭は頷く。この西地区の教会へ寄付してくれるような人間がいるのか、素朴に疑問だけれど……。


「他の地区では、貴族や財力のある人間が教会へ寄付をしますが、ここにはそのような者はおりません。ですが、罪を犯して悔いる者や、神に救いを求める者は多くおります。そういった者達が自分のためとして、わずかですが寄付をしてくれます。金に限らず、食料から衣服、修繕のための資材まで、様々な物を気持ちとして持って来てくれるのです。本当にありがたく、助かっております」


 行政や私達の非協力、無関心がこの結果を作ってしまったとも言える。ないがしろにされた西地区の民は、もはや自分達だけの力しか頼るものがなかったのだ。でもそれすら頼れない者は犯罪に手を染め、生きるしかない。けれどそういった者達が教会へ寄付をしてくれるというのは、まだ希望や救いが残されているとも感じる。誰も進んで罪を犯したくなどないはずだ。しかしそうしなければ生きられないという厳しい現状に皆置かれている。助けやきっかけがなければ彼らは容易にそこから抜け出せないだろう。今こそ私達が手を差し伸べなければ。長い間何もしてこなかった反省の上で役人の尻を叩き、行政がまともに機能するよう言わなければ。


「今日、初めてこちらに来て、私は自分の無知に恥ずかしさを覚えましたが、同時にすべきことも知りました。子供達が辛い思いをしている状況はただちに城の者に伝えます。そして行政が皆さんのお力になれるよう、その方法を検討させます。ただ、私一人が訴えたところで、頭の固い大臣や高官がどれほど動いてくれるかはわかりませんが……」


「エレオノール様がそう仰ってくださるだけで私は十分です。お心遣いに感謝いたします」


「いえ、心遣いではなく、苦しむ民を救うのは王国を治める王家の務めですから、感謝の言葉など不要です。むしろ何もしてこなかったこちらが謝らなければ」


「とんでもございません。本当に、ありがとうございます」


「すべてが足りないのでしょうけれど、すぐにでも必要だったり、欲しい物はあるかしら。城へ戻ったらただちに――」


「お菓子、食べたい……」


 小さな声に振り向くと、長椅子の背もたれに隠れるように座っていた女の子が、こちらをじっと見上げていた。


「……お菓子?」


 女の子は、うんと頷く。


「甘くて、美味しかったの。食べたいな」


 すると隣にいた男の子が言った。


「大丈夫だよ。アレク兄ちゃんがまた持って来てくれるって」


 突然出てきた名に、私は男の子の顔を見つめて聞いた。


「アレク兄ちゃんというのは……?」


「時々お菓子を持って来てくれる人だよ」


「もしかして、アレクシスという名前の人?」


「知らないけど、皆アレクって呼んでる」


 私は答えを求めて司祭に目で問う。


「はい。アレクシスという若者が、子供達へ定期的にお菓子や服を寄付しに来てくれているのです」


「この服、アレク兄ちゃんに貰ったんだよ」


 別の男の子が着ている上着を引っ張り、私に見せた。


「あの青年にはとても助かっています。寄付の他にも、病院へ行けず、行き倒れている者を見つけては、ここで少し休ませてほしいと言ったり……本来は私達が助けるべき者達を、彼は自ら助けているのです。西地区の住人の多くは自分のことで精一杯で、他人を思いやる余裕などないのですが、あのような心優しい青年がいるのは、私達にとって大きな希望になり、心強いことです。愛ある行動には頭が下がるばかりですよ」


 アレクがそんなことをしていたなんて……いえ、彼は初めから優しかったし、人助けをしていた。私がその証拠だ。何も驚くことではない。むしろ当然なのかもしれない。


「エレオノール様は、彼のことをご存知なのですか?」


「ええ……あ、いえ、知っているというほどではなくて、以前、どこかで西地区の話を聞いた時に、風の噂のようなものを……」


「そうですか。私達は彼に何度か素性をたずねたのですが、教えてくれるのは名前だけでして……ですが人助けに経歴や家柄など関係ありません。思いやる心があれば十分です」


「ええ。そうですね」


 アレクが違法な賭場を開いていると知ったら、司祭は驚くかしら……。


「あ、立ち話などさせてしまい、申し訳ございません。奥の部屋へご案内いたしますので、お話の続きはそちらでしましょう」


 案内された奥の部屋で、私は司祭に詳しい現状を聞き取り、こちらができる助けを提案した。話は一時間続き、必要な援助はただちに送ると伝え、バレリッツ教会を後にした。


 私は馬車に乗り込み、一息吐く。


「ここへ来た時は緊張と不安ばかりでしたが、実のあるお話ができたようですね」


 向かいに座る侍従が笑顔で言った。


「足を運ばなければ、何も知らないままだった……やはり来てよかったわ」


「私もそう思います。……日が傾いてきましたね。では城へ戻りましょう」


 窓をのぞけば、遠くの空が赤く染まっている――私にはまだ、視察の最後にやるべきことが残されている。


「このまま戻ってしまうのはもったいないわ。次に来られるのはいつになるかわからないし……皆で食事でもしていかない?」


 これに侍従は理解できないという目で見てきた。


「な、何を仰っているのですか? ここは普段行かれる街ではなく、西地区内なのですよ? しかも時刻は夕方になり、どんどん暗さが増します。そのような危険な中に行かれるなど、あり得ません」


「ここへ来ること自体があり得なかったけれど、私はこうして来たわ。西地区の民の様子をもっと見ておくべきでしょう? そのついでに食事をして行くのはいい案ではない?」


「普段ならそうなのでしょうが、場所と時刻が悪過ぎます。それに食事というのは……もし毒でも入れられていたらお命に関わります」


「私の気まぐれで入った店の料理に、一体誰が毒を入れるというの? そもそも、私を殺したい人間などここにはいないわ」


「しかし、西地区にいるのであれば、あらゆることに用心すべき――」


 その時、窓を外からコツコツと叩く音がした。


「城へ戻りますが、よろしいでしょうか」


 護衛兵がこちらをのぞいて聞いてくる。それに私は答えた。


「城へはまだ戻りません。皆で食事に行きましょう」


「は? 皆、で……?」


 護衛兵はポカンとしている。


「エレオノール様の仰ることは聞かなくてもいい。真っすぐ城へ――」


 私は侍従の声をさえぎって大きな声で言った。


「空腹なので食事に行きます。だから私の言う通りの道を進みなさい!」


「しょ、承知しました!」


 護衛兵は窓から離れ、御者に出発の合図を送る。ゆっくり馬車が動き始めると、侍従は呆れと諦めの顔を向けてきた。


「西地区の民を思うお心は素晴らしいと存じますが、少々意気込み過ぎでは?」


「意気込まなければ、ここでは何もできないわ」


 そしてアレクにも会えない。強引な理由だけれど、幸運のうさぎ亭へ行けば、きっと会える可能性は大きいはず。そこで正直な気持ちを聞かなければ。私を、どう思っているのかを……。


 護衛兵に道を伝えながら馬車を走らせ、見覚えのある景色にたどり着いたところで私は馬車を降りた。この先は道が狭いからでもあるけど、幸運のうさぎ亭に馬車を乗り付けたら、お店の方や客に驚かれ、騒がれてしまうかもしれない。そんな中でアレクとは会いたくない。お互い、落ち着いた雰囲気で気持ちを聞きたい。


「エ、エレオノール様、どちらまで歩かれるのですか?」


 護衛兵達が取り囲むように歩く中で、横の侍従がそわそわと怯えた様子で聞いてきた。


「この先に美味しい料理を出すお店がある……と教会で聞いたの。そこへ行くわ」


「このような大人数で行ってはかなり目立ってしまうでしょう。ふていの者に絡まれては危険です。お考え直しては――」


「大丈夫よ。その時は優秀な護衛が仕事を果たしてくれるわ。私達が何者か、言わなければ大きく騒がれることもないでしょう」


 日が暮れ、見知った薄暗い道をずんずん進むと、視線の先に明かりが漏れ出る建物が見えてきた。


「……あったわ。ほら、あの――」


 そう言って指を差そうとした時、私は幸運のうさぎ亭から出て来た人影に釘付けになった。背丈や格好、横顔は、紛れもなくアレクだった。久しぶりに見た彼は笑顔を浮かべている。きっと好物の料理を食べ終えて満足しているのだろう。やはりここに来れば会えた――私はアレクを呼び止めるため、小走りで向かおうとしたけれど、新たな人影が現れて思わず足を止めた。アレクを追うようにうさぎ亭から出て来た女性……待ってというようにアレクの肩をつかみ、自分に振り向かせる。何か話しかけると、二人は揃って笑い、そして並んで歩き出す。その距離は近く、傍から見れば恋人同士にも見えなくはない。


「……エレオノール様? どうかいたしましたか?」


 二人が楽しげに話しながら遠ざかって行くのを見て、私は自分が思い込んでいたことを今になって気付いた。どうしてアレクに交際する女性がいないと思っていたのか。親切で優しい男性なのだ。恋人がいてもまったく不思議ではないのに。それなのに私は勝手にそういう女性はいないものと決め付けていた。そうでないと、私の都合が悪いから……。アレクの隣を歩く女性は、遠くからでも美しい雰囲気を感じ取れた。すらりと伸びた背、揺れる長い黒髪、華奢な腕や腰……見れば見るほどアレクとお似合いに思えてくる。あの女性が本当に恋人なのか、聞いてみるまではわからないけれど、でも、あんなに楽しそうに話している間に割り込んで聞きに行くなんて、そんな勇気、今の私にはない。


「……やはり、帰りましょう」


「よ、よろしいのですか?」


「ええ……あなたの言う通り、この人数では目立って、危ないかもしれない」


「そうお考え直していただけて安心いたしました。では馬車へ戻りましょう」


 安堵した顔の侍従に促され、私は踵を返し、心に重く苦しいものを引きずりながら来た道を戻った。

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