第49話 初戦

準備が終わった選手全員が集まった。

村雨キャプテン「おし、今日は3年最後の大会だ、気合い入れていくぞ!!!」

周りの皆「おお!!!」

選手達はアップを始めた。

守道先輩「いくぞ!キャプテン!!!」

守道先輩は勢いよく村雨キャプテンにタックルをした。

凄まじい音がグランドに鳴り響いた。

岡本先輩「ほら、1年もどんどん声だして盛り上げろ!!」


大友と猪木(1年)「おりゃ!!この!!」

遠藤(1年)「タックルいくぞ!!うおりゃや!!」

新藤(1年)「おい、どうした城崎!!もっと強くタックルしてこい!!」

城崎(1年)「うおおおおおぉぉぉ!!」

一輝「い、いくよ!敦君!」

敦「こい!!あの野郎(ケン トーマス)を越えてやる!!!」

バチンッ!バチンッ!と激しく体がぶつかり合う音がグランドに響いた。

村雨キャプテン「よし!次はランパスだ!!」

周りの選手達「おう!!!」

一斉に4人一組で一列に並び、走りながらパスを回した。

グランドをシャトルランのように駆けた。

そして、野太いがらがら声で「集合!!!」と響いた。

選手達は一斉に監督の元に集まった。

監督「よし、いよいよだな。相手はベスト8候補の強豪校だ。気合い入れて闘えよ。そんじゃ、行ってこい!!」

選手達「はい!!!」

いよいよ試合が始まる頃合いになった。


ベンチに選手達が待機をしてチームミーティングを行っていた。

そして、開始の合図が鳴りスタメン(スタンディングメンバー)はグランドに足を運んだ。

それに続いて審判も配置に着いた。

選手達は横一列に並び相手と10mくらいの距離で対面した。

羽瀬和高校はベンチを正面に左ハーフコートに一列に並んだ。

相手は立虔冥王高校だ。

体も一回りでかく強そうなオーラを放っている。

3年の先輩はほぼ出場で、2年で唯一岡本先輩が選ばれた。

村雨キャプテンが前に出た。

そして、相手のキャプテンも前に出た。

じゃんけんをして先攻を決めた。

相手のキックオフからのスタートになった。

キャプテンが列に戻り、羽瀬和高校の選手達が配置に着くようにバラバラになった。

相手のキックする代表が前に出て、後ろにはボールを追うかのように一列に並んだ。

そして、耳に響く笛の合図と共にボールが放たれた。


両者が雄叫びを上げながら走り出した。

摩門先輩(3年 12番)「よしきた!とるぞ!!」

摩門先輩は高く飛びボールをキャッチした。

相手のディフェンスは目前まで迫った。

摩門先輩は姿勢を低くして相手のディフェンスに突っ込んだ。

守道先輩(3年 1番)「オーバーーー!!」

守道先輩と荒巻先輩(3年 2番)はラック(タックルで倒れた場所)地点で前に出た。

相手の選手もラック地点で勢いよく前に出た。

お互いが激しくぶつかりあう。

ここで押し合いに負けると相手ボールになる。

黒崎先輩(3年 9番)は余裕そうに左にボールを出した。

ボールは村雨キャプテン(3年 8番)に渡った。

村雨キャプテンは華麗なステップをして相手を交わした。

村雨キャプテン「種美!!頼んだ!」

種美先輩(3年 10番)「あいよ」

種美先輩は相手の穴に走り込んだ。


種美先輩「ふっ、余裕、余裕」

飯田先輩(3年 13番)「種美!!こっちにパス!」

種美先輩は耳を傾けずにトライまで走り込もうとした。

しかし、相手の6番に猛烈にタックルをされた。

種美先輩「なに、こいつなんて早さ...」

相手の6番「舐めんじゃねーぞ」

種美先輩は孤立したためラックに入る選手が遅れた。

そのまま相手のボールになる。

相手は右に大きく展開する。

ディフェンスが少し遅れた。

相手は残り少ないディフェンスを引きつけて人数有利でトライをした。

守道先輩「くそ!!」

後輩達が急いで水を持って行った。

角度があるゴールキックが放たれた。

見事に点数が入る。

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