画面の裏側で、つらつら思うことなど

さとの

1. そのままを出すこわさ

 のっけからなんですが、日記のような個人的つぶやきを公開するのって、怖いものですね。

 そわそわ、もじもじ、落ち着かない。

 他の人は、どうなんでしょうか?

 平気な人も多いのかな。


 私がふだん、小説という形で表現するのは、ストレートに心の内を出すのが怖いから、っていうのもあるかもしれないな、とふと思いました。

 単純に、恥ずかしいってのもあります。

 なんで恥ずかしいのか。

 深掘りすると、いろんな心理がひそんでいそうですが、そこは割愛しまして。


 なんで物語がいいのかというと、そのまま出すと生々しすぎることも、ストーリーや人物にのせて描くことで、やわらいで伝わりやすくなる、というのがあると思います。

 フィクションやファンタジーこそ、「リアル」をより真に迫って伝えられる、と「ゲド戦記」の作者のアーシュラ・K・ル=グウィンが言っていた気がします。



 小説や物語というかたちの好きな私が、このエッセイを書いてみようと思ったのは、「プロセスエコノミー」という言葉を、最近知ったからです。

 私もちゃんと分かっているわけではないですが、この言葉の意味を私なりにかみくだくと、こんな感じかな、と。

↓↓


 これからの時代は「いい物」を作るだけでは売れない。

 だって、「いい物」はあふれるほどあるから。

 それよりも、人を感動させたり共感してもらえる「プロセス」や「ストーリー」がより大事になっている。


 なるほど……と思いました。

 創作秘話など、私も読んだり聞いたりするの、好きです。

 何を出しても自由なオンラインの投稿サイトなんだし、じゃあ自分も「プロセス」の開示、やってみようかなと思い立って、この作品を立ち上げました。


 ということで、ゆるめな感じで、小説を書きながら思ったこと、悩んだことなど、つらつらと書き綴っていけたらなと思います。

 

 みなさんの考えや思いなども、コメントで教えていただけたら嬉しいですね~。


 


 

 

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