徒然なるままに、日々を、こう。
阿久津 幻斎
盲目
また一つ罪のない命が捨てられる
どうして気付かないのか
苦の連鎖で生まれる犠牲者の声は届かない
先延ばしにした運命から目を背け
盲目に信じる教徒達は
偽りの愛と幸せで目を塞いで
己の過ちに見て見ぬふりで生き続ける
普通という名の日常に飲み込まれているのに
それでもまだ幸せというのか
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