第27話 眠りたい

夏は暑くて寝苦しいですよね……

次の日が仕事なら尚更悲惨だ……

安眠できる方法ですか……

そうですねぇ……

死体を抱いて眠るとか……

触ると冷たくて案外気持ち良いですよ……

どうやって調達するかって……

たしかに……

僕なんてどうですか……

昨日から眠れてなくて丁度良いかなって……

いや……

そろそろ寝たいなって……

明日も仕事です……

死んだら元も子もないですね……

じゃあ……

逆はどうでしょう……

あなたが死体になって……

だって……

眠りたいんでしょ……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る