5月18日 佐賀県産和牛カレーと、サラダ

 昨日の外出ではしゃぎ過ぎたのか、今日はぐったりとしていた。天気もよろしくない。見慣れたどんより曇天で、少し前から雨も降り出している。ううむ、頭痛。


『TAR』のパンフレットも買ったので読みたいのだが、今はあまり文字を集中して読めない気がしている。指揮や演奏の監修やチェリストの役者など、気になることがたくさんある。

 そういえば『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』で言及し忘れていたが、日本語吹き替え版の台本はヨーロッパ企画の上田誠だった。あの台詞のテンポ感も大変良かった。クッパのラブソングが今も頭から離れない。


 こんな日の夜は、申し訳無いがレトルトカレーにさせてもらう。

 どこで買ったんだったか、「佐賀県産和牛カレー」と「湯布院牛ビーフカレー」がストックにあったので、夫と食べ比べてみることにした。


 サラダ用の野菜パックだけ買ってきてもらって、上からゴボウチップスを振りかけ、さっくり作った和風バルサミコ酢ドレッシングをかける。

 ボトルのドレッシングを買えば楽なのだが、二人暮らしだと期限内にはなかなか使い切れず、味のバリエーションも無くなってしまうので、その都度作るようにしている。和風バルサミコ酢ドレッシングは、その中でもお気に入りのレシピである。

 バルサミコ酢と醤油とハチミツをしっかりと混ぜてから、オリーブオイルを少しずつ加えながら更に混ぜ合わせていく。重要なのは乳化である。ここでしっかりと乳化させておけば、しばらく置いておいても油が分離しないのだ。

 そこで活躍するのが、DURALEXの小さなガラスボウルと、百均の小さなステンレス泡立て器である。小さな泡立て器は調味料を混ぜ合わせるのにちょうど良いのだが、ステンレスボウルだとその底を削ってしまう。それにガラスボウルだと、食卓にそのまま出しても違和感が少ない。

 これらを使って、オイルを細く垂らしながら、素早くかき混ぜ続けていけば、きちんと乳化はできるのだ。そして仕上げに、いつもの黒胡椒をガリガリと振れば完成である。

 シャキシャキの葉物野菜とパリパリのゴボウチップスに、コクのあるバルサミコ酢と醤油の風味がよく合う。黒胡椒がぴりりと香るのも良い。


「湯布院牛ビーフカレー」は、食堂のカレーを良い素材でしっかり丁寧に作ったような味わいで、なかなか美味しかった。ダイス状の野菜がころころと入っている。しかし肝心の牛肉があまりにも小さく、やや期待はずれ。折角ルゥが美味しいのでもったいない。

 対する「佐賀県産和牛カレー」は、大きめの牛肉がごろごろと入っている。ソテーしたあとじっくり煮込まれたという牛肉はほろりと柔らかい。ルゥはスパイス感もしっかりとある、きちんとした欧風カレー。他の具材は溶けきっていて、旨味とコクが深い。これはなかなかレベルの高いレトルトカレーだった。


 昨日は色々と盛りだくさんだったため、日記が結構な文字数になっていたのに今更気づいた。まぁ毎日書いていると出来事の有る日と無い日で差が出るのは仕方ない。そういうことにしていただきたい。

 

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