獣人のいる街で、俺は片想い相手の衝撃な事実を知る。

「その耳…まさかつけ耳！？」

「当たり前だろ？白虎の獣人なんてそうそういるはずがないだろ。人族ってばれると舐められるし」

「そうなんだ…」

「なんだよ、落胆したのかよ」

「いや、敵対関係にある黒虎族として白虎じゃないなら大歓迎!!」

【おまけ】

「あとちょっとでロメロジュリアスみたいに来世に一緒になろうって共食いエンド迎えるところだった！！」

「こえーよマジこえーよ獣人ジョーク！！」

「(わりと、ガチで考えてた……)」

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