届かないメッセージ
蓮見藍菜
貴方に向けたメッセージ
私のことを慕った貴方
今ではもう届かないでしょう
「これでもう最後。さようなら」
貴方のことを思って我慢した私の気持ちを
余裕で踏みにじった
長かった仲は、嘘だったのでしょうか?
私、知ってますよ
裏で言われてること
私は、貴方に何をしたんでしょう
私は、貴方に危害を加えてないですし
私は、貴方のことを第1に思っていた
だからこそ、影から応援してた
「それも届かなかったんですね」
貴方の言葉は、一生消えることもない
貴方との仲が、戻ることも無い
『戻りたい』とも思わないのでしょう?
「これでもう最後。さようなら」
貴方は『変わってない』と言った
それは、自分自身で分かっていないだけ
「一生気づくことも無いんでしょうね」
貴方が、
全部全部知っている
「私を馬鹿にしないでくれますか」
私は声を出せない
私には発言権も無い
けれど、こうやって、文字に起こすことは出来る
「貴方と別れたこと、その瞬間は悲しかったです。数日立ち直れない程に。貴方はそうでは無いでしょうね」
貴方のことを思う度に、貴方のことをネタにすることが出来る
「貴方のことで、何本か書けると思います」
裏で何を言われてるか分からない
分かる術も無い
教えてくれる人も、使えなかった
「……使えない。対価は払うべきだと思うのです」
今日もこうやって、貴方のことを思って書いている
「過去の貴方は黒歴史なのですよ。厳しい社会が待っていますように」
私が面白いと思った人は、私が所属していた場所にいた人は、私が好きだった人はみんな成功していく
だからきっと、人に恵まれて、環境に恵まれて、成功していくだろう
「それも、私が書くことで、証明していきたい」
私を慕った貴方へ
今これが見えていますか?
貴方のことを思いながら、これからも書いていきます
貴方の姿を、全く見なくなった訳では無いのです
遠くから見て、貴方のことを書いていきます
「貴方が私にしたように、今度は私がしていきたいと思うのです」
届かないメッセージ
ここに記しておく
一生消えないように
ずっとずっと
届かないメッセージ 蓮見藍菜 @hasumiaina
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