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  • 5.代筆屋さんへの応援コメント

    初めまして。いつか見かけて面白そうだなあとフォローさせていただいた作品を、ようやく拝読しました。
    森の代筆屋さんという設定にまず心惹かれるものがあり、読むうちに、これはほろ苦い大人のための童話だと感じました。
    自分すら気付かないでいる、あるいは表向き誤魔化している本音の言葉を、この不思議なインクと羽ペンは明らかにしてくれるのですね。
    その仕組みを代筆屋さん本人はよくわかっておらず、不思議な力であるところが、世界観に合っていて魅力的だと感じました。不思議の中に真実が含まれていることって、世の中には多々ありますものね。
    静謐な森と洞穴の描写と、街からやってくる人の心の動きが心地よいリズムとなって、すんなりと物語世界へ運んでくれました。
    素敵なお話をありがとうございます^^

    作者からの返信

    鐘古こよみさん

    はじめまして。お読み頂きありがとうございました!
    こちらのお話は「偽物」というお題で書けたもので、自分ですらなかなか気づきにくい本当の気持ちを、深い緑の中でじんわりと炙り出すようなものになりました。
    代筆屋さんが仕組みをよく分かっていないという箇所をもう少し詰められたら良かったかも知れませんが、代筆屋さん自身も翻弄されるというところで理不尽さが出て、これはこれで悪くなかったかなぁとも思いました。

    楽しんで頂けてとても嬉しいです!書いて良かった……。
    コメントありがとうございました!!


  • 編集済

    5.代筆屋さんへの応援コメント

    とても素敵なファンタジーでした。ファンタジーというより童話でしょうか。です・ます調のやわらかな語り口だからこそ、伝わるものがあると感じました。冒頭、代筆屋の住む周辺の風景が、緑滴る湿潤な場所として、簡潔に描写されるところで、作品世界にぐいっと惹き込まれるようでした。どの手紙も、依頼主の要望とは逆になっているのですが、自分の望み通りになっても、ならなくても、どちらでも大差ないのではないか、などと思わせられます。その分、代筆屋には、自身のことを書くためのインクが数滴しか現れない、というところが、とても哀しかった。それを淡々と突き放したように描写するラストも。よい物語を読ませていただきました。

    作者からの返信

    @sakamonoさん
    こんにちは。読んでくださりありがとうございました!
    今回はテーマが「ニセモノ」でしたので、本物と偽物の違いって何かなーと考えてるうちに出てきたお話でした。口から出る言葉が全て本物とは限らず、そもそも本物が存在するのだろうか、など、深く考え込むことができてとても興味深かったです。
    相変わらずジャンルがよくわからないお話になりましたが、楽しんで貰えてたらとても嬉しいです!
    コメントありがとうございました!!