条件


声  声


日常のはざま

ふとよぎる亡き人の心

だれかの心


人の心など

分からないで生まれればよかった

何も気にせず

笑うことを許せる自分ならよかった


顔は笑っても

心まで笑ってなるものか


あなたが心から笑うまでは



あなたがさいご しあわせになってから

わたしは笑い

しあわせになろう


ただ もう

疲れてしまった と感じる


くたびれて

しんどくて

未来はどうなるのだろうと

少し 不安になって

それは どんなことがあったって

生きていくだけだとしても


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