言葉が話せるだけの鳥たち
かぼちゃの心
深淵
「なんで」
夏でも夜は寒い。
いかに盛んでもこの両手から、世界の手からどんどんと人が零れ落ちていく。さらさらと。
自分の手はこんなにちっぽけだっただろうか。
なんでこの翼で受け止めることのできない者がいるのだろうか。
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