19 植物としての葛をしっている?

 再放送だと思うけれど、今日NHKのサイエンスZEROを見ました。葛が繁殖しすぎて大変なことになっているようです。成長速度が早く大変なことになっているようだ。


 葛餅は食べたことがある。

 葛が白い粉の状態で使用されていることもしっている。が、しかし。植物の葛を見たことがなかった。いや、見ていても気づいていなかったのかもしれない。


 昔から葛は人によって栽培されて使われていた。葛餅のように食用に使われたり、蔓の部分は繊維を取り出して布に加工されていたそうだ。

 海外から安いでんぶんが輸入されたりして、手間のかかる葛は栽培されなくなっていったらしい。そして、葛は野生化した(笑)。好き放題に育ちやすい場所でもりもり育つようになった。


 プラスチックが問題になっている現代において、厄介者の葛を加工してプラスチックの代用として使おうと研究がされているということだった。


 葛のいいところは、もともと植物なので土に帰る点。そして、バイオマスとしてガスを取り出すことが可能だ。まだコストの問題や量産などの課題がある。でも、これが上手くいったら環境に優しく、そしてガソリンなどの燃料の代わりとなるというのだから一石三鳥くらいに言い話。


 未来はより良い方向に向かっている。

 そう思いたい。



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