第2話_謎の依頼 と謎の事件


武装探偵社に謎の依頼が届いた_其れは

「子を探して下さい」という依頼。

依頼主が言うには本当の血の繋がりは有るけれど後が心配…だから探して欲しいという事だった。事の発端は僕、中島敦が乱歩さんの事件について行った後に依頼主が居た。今、国木田さんが対応している。

「そして…子供の名前はなんと?」

俺は恐る恐る聞いてみた。依頼主が敦の方に視線を寄せたり寄せなかったりしている為である。そして_こう答えた。

「あつし…と……」

「あつし……?」

「はい…」

俺は敦の方を見ると何故か涙目になっている、が少し怯えた雰囲気?を纏っているのが良く分かる。何故、怯えているかは分からぬが……

僕は吃驚した…何故初対面の人が僕の名前をしっているのだろうか、と。だが、見た事はある気がする… 何処と無く声が院長先生に似て無くないようなそんな感じ、だ。

だからこそ僕は気になった…聞かなくちゃならない事が出来た、初めて自分で決めれる気がする_そんな気がしたんだ。


______

武装探偵社に迷い込んだ「子を探して欲しい」という依頼…そして、その後に起こる謎の事件との関連とは。自らの異能を制御出来て居ない敦と…謎の依頼人との関係_

全ては、何処。


【人物紹介】

中島敦_「文豪ストレイドッグス主人公」

十八歳 男性。

「月下獣」という虎に変身をする異能を持つが制御出来ていない_孤児院におり追い出されその流れで横浜につき武装探偵社に入った過去を持つ(武装探偵社は現在進行形)


国木田独歩_「文スト主要キャラクター」

二十二歳 男性。

異能力「独歩吟客」_

手帳の頁を消費する事で、具現化・実体化する異能。


名前だけ登場_江戸川乱歩「主要キャラクター」

二十六歳 男性。

異能力「超推理」

は…見てもらった方が早い為アニメや原作漫画をおすすめする。※本人は異能力と思っているが実際は眼鏡を与えた社長が(そうだ)と思わせた様な物で【小説 探偵社設立秘話参照】実際には乱歩は非異能力者である。

或る意味社長に貰った眼鏡がトリガーとなっている。


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