298‐海賊旗編
幼「海賊王に私はなる!」
僕「とてつもない二番煎じだ」
幼「今の時代だからこそ競合が少ない穴場コンテンツだと思うの!」
僕「防衛機構が発達してしまった現代で堂々と犯罪行為働いたら海上で藻屑にされるよ」
幼「そうしたら藻屑になった私を食べた海洋生物に寄生して『リヴァイアサンに私はなる!』を始めるよ!」
僕「死んでもなお奪い続ける海賊の鑑じゃん」
~ ~ ~
幼「海賊旗って何のために存在するの? 威張り散らかすため?」
僕「あながち間違った解釈でもないんだよね」
幼「いつの時代もかまってちゃんな中学生男子みたいな人間が多いんだね」
僕「身も蓋もない言い方だ」
幼「その痛痛しい自己顕示欲に蓋が出来ればもっと楽に快適な人生が送れると思うのに」
僕「謙虚さこそ人生を送るうえで最も大切なファクターかもね」
~ ~ ~
幼「海賊旗は欧米ではジェリ・ロジャーと呼ばれる!」
僕「恒例のウィキペディアコピペコーナー開幕だ」
幼「黒地に頭蓋骨と、交差した2本の大腿骨(髑髏と骨参照)というデザインが基本なんだって!」
僕「道理でどの漫画やアニメでも似たようなデザインの海賊旗を見るわけだ」
幼「何者かになりたいくせに旗のデザインは二番煎じみたいに踏襲するってどういうつもりなんだろうね?」
僕「それは海賊旗を掲げてる方々に向かって言ってるんだよね? コンテンツを生み出してる方々は無関係だよね?」
~ ~ ~
幼「黒い旗はイスラム教のオスマン海賊から生まれたもので、地の黒い色はイスラム教の軍旗である黒旗 (イスラム教)に由来すると考えられる!」
僕「宗教に由来するとは意外だ」
幼「冷静に考えると宗教とか聖書みたいな概念って悪役の行動指針として転用されがち」
僕「序盤仰々しい様子で聖書の一篇唱えたりする悪役が出る映画わんさかあるもんね」
幼「つまり無宗教こそ正義ってわけ!」
僕「神を信じようすると悪者に落ちるかもしれないってとんだ皮肉」
~ ~ ~
幼「こんな海賊旗は嫌だ!」
僕「布地がピンク」
幼「可愛い!」
僕「ビビらせてなんぼなのに和ませちゃちょっとね」
幼「そうやって油断させて寝首を掻く!」
僕「汚いまさに海賊らしい」
~ ~ ~
幼「海賊旗デザイナーに私はなる!」
僕「需要皆無で即廃業だよ」
幼「そこは愛する私のために『自分海賊いけます!』っていうところ!」
僕「絶対やだ」
幼「なんで!?」
僕「名乗りを上げた瞬間通報しそう」
幼「悪人をとっ捕まえて手っ取り早く名声を得る私の完璧なプランが!」
僕「他者を利用するっていう部分だけで言えば海賊にぴったりなのにね」
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