285‐ヒーロー編
幼「丁度ドラゴンボー〇のヒーロー映画がやってるから!」
僕「恐ろしく雑な理由」
幼「動機なんて大体アバウト!」
僕「身近なエンターテイナーに憧れて職業決めたりするしね」
幼「大切な将来をその程度の理由で決めたりしないよ?」
僕「なんで僕だけが迂闊みたいなムードになってるんだろ」
~ ~ ~
幼「ヒーローは遅れてやってくる!」
僕「鉄則だね」
幼「破壊される街! 脅かされる平和! 目の前に迫る死の危険!」
僕「諦めかけたその時まるで救世主のように登場して助けてくれるヒーローを見て」
幼「そんなに強いんならもっと早く来なよ!」
僕「エンタメは盛り上げてなんぼだからさ」
~ ~ ~
幼「洋画に出てくるヒーローの私生活ってだいぶグダグダ!」
僕「酒浸りだったら女にだらしなかったりするね」
幼「高収入でもてはやされたらああなるんだね!」
僕「欲に溺れる典型だ」
幼「せっかくの稼ぎを税金でがっぽり徴収されて荒んだ部分もあるんじゃない?」
僕「敵は国だったかー」
~ ~ ~
幼「背中を預けたパートナーが敵組織のスパイだったー!」
僕「ヒーローに待つ過酷な宿命の一つ」
幼「殺せばミッション達成、でも銃口を向ける相手は最愛の女性」
僕「そこで生じる葛藤がストーリーの醍醐味」
幼「女性ヒーローと女性スパイによる血と油にまみれたバトルアクション!」
僕「まさかの百合だった」
~ ~ ~
幼「どうしてヒーローはヒーローになったの?」
僕「かっこいいからじゃない?」
幼「モテたいの?」
僕「多分」
幼「でも下手したら死ぬよ?」
僕「だからこそかっこいいしモテるんだよ」
幼「普通にお金で相手を買えばよくない?」
僕「君は間違ってもヒーローにはなれないなあ」
~ ~ ~
幼「私、ヒーローになる!」
僕「海賊王にも勝る啖呵を切ったね」
幼「まず決めないといけないことがあるの!」
僕「目標とか活動方針とか」
幼「子供受けするヒーローネーム!」
僕「ごりごり人気取り意識してるじゃん」
~ ~ ~
幼「ヒーローって月給制かな? 歩合制かな?」
僕「歩合制じゃないかな」
幼「じゃあ月に一件も事件が発生しなかったら?」
僕「ニート」
幼「民衆の奴隷……」
僕「市民の笑顔が最高の報酬だからね」
~ ~ ~
幼「ヒーローと言えば不思議な異能力!」
僕「空を飛ぶ、変身する、音速を超えるダッシュ」
幼「私もずっと憧れてる特殊能力があるんだ!」
僕「対価なしにお金を生み出すパワーかな?」
幼「目覚ましかけなくても毎朝6時に起きられる能力!!!」
僕「今も僕に起こさせてるんだから必要ないよ」
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