268‐ラーメン編

幼「ラーメンを食べるメリットってないよね?」

僕「そういう流れなんだ」

幼「てっきり何ラーメンが一番とかそういう話題になると思った?」

僕「いや、ラーメン食べたいから奢ってって言われるかと」

幼「私をたかりか何かだと思ってるでしょ!?」


~ ~ ~


幼「塩分と脂質と糖質のマリアージュだよ!?」

僕「不健康体を作るというゴールに向かって力を合わせているという点ではマリアージュしてるんだよね」

幼「濃い目のスープ」

僕「中太麺」

幼「無料サービスのライス」

僕「厚切りチャーシュー」

幼「食べたら死ぬってわかってるのにどうして箸が止まらないの?!」

僕「人は禁断の果実に手を伸ばしてしまう生き物だからだよ」


~ ~ ~


幼「大切なのはチートデイ感覚!」

僕「ダイエットでも始めるの?」

幼「日々節制をしてればたまに本能に従ってラーメンをドカ食いしても大きな問題はないの!」

僕「ストレスだけじゃ死んじゃうもんね」

幼「とりあえず一か月分チートデイの前借り!」

僕「こういう子が早死にするんだよ」


~ ~ ~


幼「ラーメンを自作しようと思うの!」

僕「ラーメンマニアの末期フェーズだ」

幼「スープ、かえし、チャーシュー、麺!」

僕「準備は万端」

幼「後はお湯を沸かせば出来上がり!」

僕「これ即席ラーメン作ってるだけでは?」


~ ~ ~


幼「うえっ」

僕「ひしゃげたカエルみたいな声出してどうしたの?」

幼「自作したかえしが濃いの……」

僕「薄いとスープで割った時に悲惨だよ」

幼「じゃあスープで割らなければいいの!」

僕「醤油ラーメンじゃなくてラーメン入りの醤油だよそれ」


~ ~ ~


幼「製麺!」

僕「一気に本格的な自作感が出るね」

幼「小麦粉! 塩! 水! かんすい!」

僕「全部製麺機にぶち込んで」

幼「完遂!」

僕「言うと思った」


~ ~ ~


幼「かえしにもスープにもにんにくたっぷり!」

僕「いつ吸血鬼に襲われても問題ないね」

幼「どうしてこんなににんにくって美味しいの?」

僕「臭いがきついからじゃない?」

幼「でもカードショップにいるヲタクは美味しくないよ?」

僕「炎上するから問題発言はやめておくれ」


~ ~ ~


幼「この世には二種類の人間がいるの」

僕「劣勢の時に出てくる謎のキャラみたいなこと言い出した」

幼「チャーシューを食べる人間と食べない人間」

僕「ヴィーガンかな?」

幼「減量中の人」

僕「ラーメンばかり食べてたらそりゃ太る」


~ ~ ~


幼「自作ラーメンを食べる! 最高の休日なの!」

僕「朝からスープを仕込んで」

幼「6時間かけて煮込む」

僕「達成感が凄い」

幼「食べ終わって外を見ると真っ暗」

僕「ラーメン作りのネックは休日全部消費するというところ」

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