207-骨壷編

幼「今日のお題めっちゃどんよりしてる~!」

僕「メチャクチャ生死が絡んでるからね」

幼「骨壺と言えばトング!」

僕「何の話?」

幼「中身を取り出して網の上に!」

僕「壺漬けカルビじゃないよ」


~ ~ ~


幼「一緒の骨壺に入ろうね!」

僕「一緒のお墓に入ろうねと同じニュアンスなんだろうけど抵抗感が半端ない」

幼「ぱらぱらの刻み骨になって一緒になったら一体化してるみたいでロマンチックじゃない?」

僕「薬味とか調味料みたいに言われると複雑だ」

幼「ひと味足りないスープとかにいれると良さそうだね!」

僕「完全に魚粉」


~ ~ ~


幼「僕くんが骨壺に進化したらずっと自宅に置いておくね」

僕「目のハイライトが消えた状態で言われるとホラーだね」

幼「それを納骨するだなんてとんでもない!」

僕「ゲームのメッセージウインドウかな?」

幼「一度装備したら二度と外せません」

僕「呪いのアイテムじゃん」


~ ~ ~


幼「どうして骨壺を個人保管したらいけないの!?」

僕「いけないとは一言も言ってないけどデメリットはあるらしい」

幼「二人の愛を妨げる以上のデメリットなんてないの!」

僕「完全に愛に取り憑かれた精神疾患者になってるなあ」

幼「逆風が強ければ強いほど愛は燃え上がるんだよ???」

僕「不倫に酔ってる人の発言じゃん」


~ ~ ~


幼「私のお墓の前では笑ってください!」

僕「即警察呼ばれるよそんなの」

幼「大泣きするより大笑いする方が嬉しくない?」

僕「仏になって参られたことないからよくわかんないよ」

幼「物は試し!」

僕「まさか殺されるのか、この雑な流れで……?」

幼「ツンデレちゃんで検証してみよう」

ツ「なんでよ!?」

ア「自分が痛い目に遭うのは嫌だからでござろうなあ」


~ ~ ~


幼「結果として笑われるとムカつくっていうことがわかった!」

僕「殺して生き返らせたのか、この短時間で」

幼「フィクション!」

僕「便利な言葉だなあ」

幼「ジャンクション!」

僕「急に音楽グループの話になってしまった」


~ ~ ~


幼「そういえば遺骨の自宅保管の際に発生するデメリットの話なんだけど」

僕「てっきり消化したとばかり思っていた話題を掘り返されて僕は動揺している」

幼「お腹が減った時におやつ代わりにしちゃう以外にあるの?」

僕「そんなデメリットを思いつき君が一番のデメリットかもしれない」

幼「褒めないで!」

僕「解釈が前向き過ぎる」


~ ~ ~


僕「自宅の庭に埋めたりすると犯罪になるんだよ」

幼「そうなんだ」

僕「あとうっかりするとカビが生えることもあるらしい」

幼「意外と惰弱なんだね、骨壺」

僕「というか骨がね」

幼「ちゃんとカルシウム摂ったほうがいいよ???」

僕「死ぬ前に言ってほしかったね、それ」

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