204‐大雪編

幼「真夏に雪が降るような奇跡起きろ~~~!」

僕「叶わないから人は求め続ける」

幼「叶わないって言われたくらいで諦めきれるならその程度だよ!」

僕「世の中、無理を押してでも成し遂げなきゃならないものがある」

幼「それが恋と万馬券!!!」

僕「並ぶと一気にチープに感じて嫌だなあ」


~ ~ ~


幼「大雪ってどれくらい~~~???」

僕「外歩くと膝が埋まるくらいの積雪量?」

幼「それは小雪って感じ!」

僕「お菓子は?」

幼「小技!」

僕「小枝だよ」

幼「このネタが誰がわかるの……?」

僕「同年代の人なら通じるCMだと思いたい……」


~ ~ ~


幼「年に数える程度しか雪がふらない地域だから喜べる~~~!」

僕「あるあるだね」

幼「雪国の人は『雪を舐めるな』って怖い顔する……」

僕「実際雪山で遭難とかになったら雪怖いになるしね」

幼「雪怖い、いちご怖い、お砂糖怖い」

僕「さり気なくかき氷完成させようとしないでおくれ」


~ ~ ~


幼「大雪が振った時の田舎と都会の反応ギャップ集~~~!!!」

僕「電車止まった! やばい! 遅延証明書!」

幼「キャッキャ」

僕「道路車走れないんで今日出社できないですね~」

幼「じゃあ歩いてきて、遅れていいから」

僕「都会の圧勝じゃん」


~ ~ ~


幼「大雪を使ってやりたいこと~~~!!!」

僕「大雪合戦」

幼「滲み出る関ヶ原感!!!」

僕「通常の雪合戦との差異は」

幼「ごくり」

僕「直径一メートル以上の大雪玉の使用しか許可しないところです」

幼「巨人族の遊び……?」


~ ~ ~


幼「過去最大の大雪の積雪記録はが11メートル82センチらしいよ!」

僕「幼馴染ちゃん約40体分じゃん」

幼「もう! 私そんなに小さくないよ?」

僕「横並べにした時の」

幼「ふっ、ふっ」

僕「必死にお腹引っ込めてるところ悪いけどそれやった縮むの前だけだよ?」


~ ~ ~


幼「……すっごく怖いことに気付いたの」

僕「ほう?」

幼「強すぎて今更口にはできない」

僕「気になるね、言ってごらん? 怒らないから」

幼「それは怒る人の発言なの!」

僕「じゃあ絶対怒るから言おう」

幼「やだやだ!!!」

僕「気になるから諦めて、ほら」

幼「大雪ってさ……」

僕「うん」

幼「……大雪(おおゆき)じゃなくて(たいせつ)のことなんじゃないのかなあ、って」

僕「昨日まで一緒に過ごしてた友達が実は幽霊だったことに気づいた映画の登場人物みたいな心境になっちゃったじゃんどうしてそういう危ないこと今言うのさ!!!」

幼「だから怒るって言ったのに……!!!」


~ ~ ~


幼「大雪(たいせつ)は二十四節気の一つで雪が多く降る時季を指します!!! 」

僕「遅すぎるフォローだよ」

幼「今回の教訓をまとめると」

僕「うん」

幼「世の中、確認が大切(たいせつ)ってこと!!!」

僕「終わりだけ綺麗に締めたね」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る