本嫌いが読書量でレベルが決まる世界に転生したらこうなった
一郎丸ゆう子
第1話 転生したら読書量でレベルが決まる世界だった
わっ、やべえ、寝坊した。うんっ、俺の部屋じゃねえ。しかも
あれっ、俺女になってる~!?
夢かな、もう一回寝よ。
もう一回寝て、目が覚めた。
やっぱ、俺の部屋じゃないし、女のままだー!
しかも、この部屋、天井まである本棚に分厚い本がびっしり並んでる。
俺、本なんて大っ嫌いなんだけど。今まで一冊を読み終えたことがないのが自慢だ。(いや、自慢すんなっ)
「あら、目が覚めたのね」
だ、誰だ、この女。中年(40代後半くらい?)の細身の、優しげなおばさん。確か、俺の母親は10歳の時に死んだはず。
えーつと、落ち着いて記憶をたどってみよう。一番近い記憶では、なんか固い物が頭に当たって・・・、そっから記憶がない。
その前の記憶は、他校の番長とタイマンはってって、いや、タイマンのはずが50人くらいに囲まれてて・・・。
気が付いたらこうなってた!?
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