第3話 仕事

彡(゚)(゚)「まだ終わらんのか 劇はもう始まっとるぞ」


アドルフは待ち合わせの時間になっても来ないボクを迎えに

仕事場までやってきていた


彼はボクの仕事を煩わしい障害かなにかだと思っているようだ

黒いステッキをグルンぐるんと振り回しながらせかし続けてくる


(ꐦ^ω^)「もう少し、待って」

イラっとしながらもボクは不思議だった

どうして彼は暇なのだと

だから何気なく聞いた


(ꐦ^ω^)「アドルフは何か仕事をしてないの?」

彡()()「……」


(´・ω・`)??

彡(●)(●) 「冗談やない!」


(。゚ω゚)!!


彡(-)(-)「お前の言っとる仕事ってのはな…」

彡(゚)(゚)「パンを得るための仕事や!!」


彡(゚)(゚)「そんなもんに時間を盗られるのはあまりに愚かや」

(´•ω•)「えぇ…」


なにを言ってるんだよ……

食べるために働く

そんなの当たり前のことじゃないか…


( ´-ω-` )……

まあ、きっとアドルフは裕福な家の子なんだろう


(´・ω・`) .。oO(うーん…そうだとしても…)

何でボクみたいな家具職人の子を相手にしているんだろう?

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