砲撃手

廻る廻る 戦士たち

箱庭のなかを無限に覆い尽くす草原に置かれた

定規で引かれたような轍と石盤の上を

銃を投げ捨て 自由へと向かっていくかのように


砲撃は止まない

だがそれは悲しみではない

何か大切なものを守るための

あるいは 大切なものを掴むための叫び

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