日本の宗教リテラシーを「となりのトトロ」から考える
先日、NHKのEテレで
「宗教リテラシー」について放送がありました。
そこでわたしは、NHKにこんなメールを送りました。
(以下、メール内容)
わたしはクリスチャン家庭に育ちましたが、
夫は仏教徒です。彼の言うには、
日本人には西洋型ではない
独自の宗教リテラシーがあるそうです。
それは神さま=「となりのトトロ」
という感覚なのだとか。
西洋では神は崇め恐れ憧憬する存在ですが、
日本では神さまはすぐ身近に居る。
自然の中に神がいると言う感覚なのだそうです。
日本人の深層心理にそれが深く染みこんでいる
とのことですが、それについて
学者さんや聖職者はどう考えておられるでしょうか。
(以上、メール内容終わり)
それを踏まえて、エッセイ日記を書いてみます。
- 神さまはすぐそばにいる?~
日本人の宗教観と西洋の宗教観の違い
日本人の宗教リテラシーとは、日本独自の宗教文化や多様な信仰形態を理解し、それらを尊重する能力や態度のことです。
日本人は無宗教と自認する人が多いですが、神社やお寺に参拝したり、お盆や正月などの行事に参加したりすることが多いですよね。これは、日本人が宗教を信仰ではなく文化や習慣として捉えていることを示しています。
日本人は神さまを身近な存在として感じることがあります。これは、神道や仏教の影響だけでなく、アニメや漫画などのポップカルチャーにも関係しています。たとえば、「となりのトトロ」は、自然や動物に神が宿るという日本的な感覚を表現した作品です。
日本人の宗教観は西洋の宗教観と異なります。西洋では、一神教が主流であり、神は唯一絶対的な存在として崇拝されます。しかし、日本では、多神教が主流であり、神は多様で相対的な存在として尊重されます。
「日本教」という名前の宗教は存在しませんが、日本人には共通の価値観や思想があると言われます。これは、神道や仏教だけでなく、儒学や道教などの影響も受けています。
宗教には三つの層があると言います。
「知ること」「わかること」「信じること」
わからないことがあるのも受け容れるのもまた宗教だ、と言う人もいます。
魂の飢えを満たすために宗教があるのなら、どんな食事を食べることになるのか注意するのは必要でしょう。
日本には言わぬが花という文化があります。宗教リテラシーをEテレ論者の提案する「対話式で」教えていくとなると
ずいぶん西洋的になると思います。あまりに西洋化が進むのは問題があります。日本の文化にも配慮してほしいと願います。
今回は発見のないエッセイだった。人からの受け売りじゃ、意味が無い。わたしが見た日本文化というスタンスはアリかもね。
プロにはならないにせよ、せっかく読んでくれる人がいるんだから、わたしの得意分野とか関心事とかを共感されるタッチ(可能ならコミカル)で描きたい。今後ともよろしくお願いいたします。
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