第30話 3月24日のお題「鮫肌」/『鮫肌』
誰も見ていないんだから恥ずかしがらなくてもいいのに、俺の手を巧みにすり抜けていく。ざらざらとした鮫肌を撫でると、つい光悦の表情を浮かべてしまう。
「ヤバい…見られてないよな!?」見回しても人なんているわけはないんだ。
開館前の水槽の中「念願の水族館の飼育スタッフになれてよかった」
◆#monogatary 3月24日のお題「鮫肌」
#140字小説『鮫肌』
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