ふとした時のSS
榎本英太
夜食の罪悪感
ケトルでお湯を沸かして、スープマグに今日残った麦入りの白米を入れてインスタントのわかめスープの素を入れる。お湯が湧いたらそのスープマグに注いでスプーンでかき混ぜる。それから少しだけ放置してわかめがお湯でふやけるのを待つ。ラー油を数適垂らしてまた混ぜて完成。夜食である。
小腹が空いたにはかなりがっつりとした食事を用意してしまったがまあそこまで量は作っていないはずだから大丈夫だろう。
スプーンで一口掬って食べる。思ったより熱くてはふはふと息を吐いて飲み込む。熱いが美味しい。程よい塩味が最高に美味しい。
そうして食べ進め温かいうちに食べ終えると腹六分目になる予定だった腹は八分目を余裕に通り過ぎて満腹になっていた。
「……食べ過ぎた」
運動のために散歩にでも行こうか悩んでいた。
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